「商品には自信を持ちたいのに、売ろうとすると急に怖くなる」
商品はつくった。
届けたい人もいる。
お客様の役に立てると思っている。
それなのに、いざ商品をおすすめしようとすると、
「売り込みだと思われたくない」
「断られたら恥ずかしい」
「この価格を言って大丈夫かな」
「相手に負担をかけたくない」
「もっと商品の価値を上げてから売った方がいいかも」
と、急に言葉が弱くなる。
相談中には相手の悩みがよく見えている。
「この商品、きっと合う」と思っている。
それなのに最後になると、
「よかったら考えてみてください」
と、自分から引いてしまう。
そんな経験はありませんか?
もしそうなら、必要なのは、無理に営業上手になることではないかもしれません。
まず知りたいのは、
「私は、セールスのどの瞬間でブレーキがかかっている?」
という、自分自身の止まり方です。
こんなお悩みはありませんか?
- 商品をおすすめすると売り込みのように感じる。
- セールスになると急に話しづらくなる。
- 価格を伝える瞬間が怖い。
- 断られると、自分まで否定された気持ちになる。
- お客様にお金を使わせることへ罪悪感がある。
- 「必要なら相手から言ってくれる」と待ってしまう。
- 説明はできるのに、申込みの提案ができない。
- 相手が迷った表情をすると、すぐ引いてしまう。
- もっと価値を足してから販売したいと思う。
- 自分らしく、無理なく商品を届けられるようになりたい。
セールスが怖いと、
「私は営業が苦手」
「売る才能がない」
と、自分の能力の問題にしたくなることがあります。
けれども、同じ「セールスが怖い」でも、止まる理由は一人ひとり違います。
この記事でわかること
- 女性起業家がセールスを怖いと感じる理由。
- 「売り込み」と「必要な提案」の違い。
- 価格を伝える時に自信がなくなる理由。
- 断られると行動まで止まりやすくなる理由。
- HEROコード診断で見るアクセルとブレーキ。
- 4つのHEROクラス別に起こりやすいセールスの止まり方。
- 自分に合ったセールスへ戻る5ステップ。
この記事のポイント
セールスが怖い時、
「もっと営業トークを練習しなきゃ」
と考える前に、こんな問いを置いてみます。
私は、セールスの何が怖い?
断られること?
売り込みと思われること?
価格を伝えること?
商品への質問に答えられないこと?
相手へ負担をかけること?
その瞬間、私は何を守ろうとしている?
「セールスが苦手」とまとめず、「どこで、何を怖がって止まるか」を見る。
そこから、自分に合う伝え方を考えていきます。
なぜ、商品には想いがあるのにセールスになると怖くなる?
商品をつくっている時は、
「この人の役に立ちたい」
「こんな未来を届けたい」
と前向きに考えられる。
ところがセールスになると、
急に意識が、
「どう思われる?」
「買ってもらえる?」
「断られない?」
へ移ることがあります。
たとえば
相手の悩みを聞く。
↓
「この商品が合いそう」と思う。
↓
商品を説明する。
↓
価格を言う直前に怖くなる。
↓
相手の表情を読む。
↓
「高いと思われるかも」と考える。
↓
自分から提案を弱める。
この場合、商品説明の方法を知らないことより、
相手から評価される瞬間にブレーキがかかっている可能性があります。
「売り込み」と「相手が選べるように伝えること」は同じではありません
セールスに抵抗がある女性起業家ほど、
「売る=相手へ押しつけること」
と感じていることがあります。
けれども、相手に無理やり買わせることと、必要な情報を渡して相手自身に選んでもらうことは同じではありません。
相手が判断するために伝えたいこと
この商品は誰のためのもの?
どんな悩みに対応する?
どんな内容を提供する?
どこまでサポートする?
できること・できないことは何?
期間は?
価格は?
こうした情報がなければ、相手は自分に必要かどうかを判断できません。
だからセールスを、
「買ってもらう行為」だけではなく、「相手が自分の未来を選ぶために必要な情報を渡す対話」
として考えることもできます。
相手を大切にしたい気持ちが強い人ほど、自分から提案しないことが「優しさ」に見えることがあります。
けれども、相手に合うと思っている商品があるのに、価格や内容を十分に伝えなければ、相手は選択するための情報を受け取れません。
押しつけないことと、伝えないことは別です。
価格を伝えると急に自信がなくなるのは、なぜ?
無料で相談している時は自然に話せる。
ところが、
「こちらの商品は○円です」
と言う瞬間だけ、急に怖くなる。
そんな人もいます。
この時、価格と自分自身の価値が強く結びついていることがあります。
価格を言う。
↓
相手が少し黙る。
↓
「高いと思われた?」
↓
「私にはこの金額を受け取る価値がない?」
↓
自信がなくなる。
相手が考えている理由は、本当はまだ分かりません。
予算。
タイミング。
優先順位。
家族との相談。
いろいろな条件があります。
相手の反応をすべて自分の価値への評価として受け取らないことも大切です。
セールスで怖くなった時に見たい「アクセル」と「ブレーキ」
セールスが怖くなると、
「買ってくれるかな」
へ意識が集中しやすくなります。
そんな時は、商品の出発点へ戻ります。
私は誰を応援したかった?
その人は今どこで困っている?
この商品で、どんな未来へ進める?
その変化をつくる中で、私は何を担える?
売ることではなく、届けたい未来へ意識を戻す。
そこに、自分のアクセルが戻るヒントがあります。
- 断られて、自分まで否定されたように感じること。
- 説明不足で信用を失うこと。
- 相手へ経済的な負担をかけること。
- もっと良い商品がつくれるのに、今売ること。
- 売上を求めている人だと思われること。
この違いが見えると、
「私はセールスが苦手」
ではなく、
「私はこの瞬間に、この不安で止まりやすい」
と具体化できます。
HEROコード診断で見る4つの「セールスが怖い理由」
HEROコード診断では、人が何に心を動かされ、どんな場面で力を発揮し、どこで止まりやすいのかを見ながら、4つのHEROクラスを捉えていきます。
同じ「セールスが怖い」でも、その理由は一つではありません。
主役クラス|断られることを「自分への評価」と感じて止まる
「断られたら恥ずかしい」
「売れなかったら、私の商品には価値がない?」
「セールスが下手だと思われたくない」
自分の可能性を発揮したい気持ちがある一方で、成約するかどうかが自分の評価のように感じられると、提案する直前でブレーキが強くなることがあります。
そんな時は、成約だけを○にせず、「提案した」「価格を言えた」「相手に必要な情報を渡した」ことも考動として記録する方法があります。
探究クラス|正しく説明しようとして提案まで進めない
「もっと分かりやすく説明しなきゃ」
「この質問をされたら答えられる?」
「商品の価値を正しく伝えられている?」
深く理解し、丁寧に説明したい気持ちがある一方で、説明を完成させようとするほど情報量が増え、肝心の提案へ進みにくくなることがあります。
そんな時は、全部を説明するより、「この人が判断するために今必要な情報は何?」へ絞ります。
貢献クラス|相手へ負担をかけたくなくて自分から引く
「お金を使わせるのが申し訳ない」
「無理させたくない」
「今じゃなくてもいいですよ、と言ってあげたい」
相手を大切にする気持ちがある一方で、相手が判断する前に自分から提案を引いてしまうことがあります。
そんな時は、「買わせる」ではなく、「この人が自分で選べるだけの情報を渡せている?」と問いを変えます。
創造クラス|もっと魅力的な商品にしてから売りたくなる
「もっと面白い内容にできる」
「この商品、まだ完成形じゃない」
「新しいプランを追加した方がいいかも」
理想の未来や新しい形を生み出す力がある一方で、販売直前にも新しいアイデアが浮かび、商品を直し始めてセールスまで進めなくなることがあります。
そんな時は、「今のバージョンで約束できる変化は何?」を決め、その範囲で一度届けてみます。
「セールスが怖い=貢献クラス」と決めるものではありません。
評価への不安。
正しさへの不安。
相手への配慮。
もっと良くしたいという理想。
同じセールスの怖さでも、ブレーキが違えば必要な一歩も違います。
断られた時に「私には価値がない」まで広げない
セールスをすれば、申し込まれないこともあります。
その時に大切なのは、
一つの結果を、自分全体の評価まで広げないことです。
事実
今回、申込みにはならなかった。
頭の中で追加しやすい意味
私の商品には価値がない。
私はセールスが下手。
誰にも必要とされていない。
ここは分けて考えます。
相手には、時期、予算、優先順位など複数の条件があります。
改善できる部分があれば記録する。
その上で、次の一人へ戻る。
NOをゼロにすることより、NOの後に自分を全否定せず戻れることが大切です。
セールスが怖い時に、やらない方がいいこと
- 怖さを隠すために無理に強く売ろうとする。
- 相手が迷った瞬間に自分から値下げする。
- 価格を言わず、相手から聞かれるまで待つ。
- 商品へ価値を追加し続ける。
- 断られた一回だけで商品を全部変える。
- 相手が買わない理由をすべて自分の責任にする。
特に注意したいのが、
「もっと価値を足せば売れるはず」と商品を膨らませ続けること。
販売できない理由が商品内容ではなく、価格を伝えることや評価への怖さなら、内容を増やしても同じ場所で止まることがあります。
怖いままでもセールスへ進む5ステップ
最初に「売らなきゃ」から離れます。
今、誰へ届けたい?
その人は何に困っている?
どんな未来を望んでいる?
成約ではなく、相手の現在地から会話を始めます。
商品の特徴を全部説明しようとしません。
「今のお話を聞くと、この部分では私のサービスが役立てると思います」
というように、
相手の悩みと商品をつなぐ理由を一つ明確にします。
内容。
期間。
価格。
できること。
できないこと。
相手が判断するために必要な情報を伝えます。
相手の代わりに「高いかも」「必要ないかも」と結論を出さないこと。
情報を伝えた後は、相手に選んでもらいます。
無理に説得する必要はありません。
必要な質問には答える。
考える時間が必要なら、その時間を渡す。
伝える責任と、相手が選ぶ責任を分けます。
セールス後は、売れた・売れなかっただけを見ません。
価格を伝えられた。
最後まで説明できた。
相手の質問を聞けた。
断られた後も、自分を責めず振り返れた。
何ができて、どこで止まったかを記録すると、自分のセールスの戻り方が分かってきます。
セールスは「説得する時間」ではなく「一緒に必要性を確かめる時間」
セールスというと、
「上手に話して買ってもらう」
というイメージを持つ人もいます。
けれども、自分らしいセールスを考えるなら、
相手の悩みと、自分の商品が本当に合っているかを一緒に確認する時間
として捉える方法があります。
会話の中で確認したいこと
今、一番困っていることは何?
どんな状態になりたい?
なぜ今それを変えたい?
自分の商品は本当に役立てる?
相手が判断するために、何を伝える必要がある?
合わない人へ無理に売らない。
合う人には、必要なことを最後まで伝える。
この両方を持つことが、自分らしいセールスにつながります。
HEROコード診断を「セールスが怖いこと」にどう活かす?
HEROコード診断は、
「あなたにはこの営業トークが向いています」
と、セールス方法を一つに決める診断ではありません。
見ていくのは、
- 何に心が動くのか。
- 何がアクセルになるのか。
- セールスのどこでブレーキがかかるのか。
- 何を怖がって提案を弱めるのか。
- どんな役割なら自然に力が出るのか。
- どんな条件なら価値を伝えやすいのか。
- 止まった時にどう戻りやすいのか。
という、自分自身の動き方です。
「どうすれば売れる人になれる?」ではなく、
「私は、価値を届けようとした時のどこで止まり、何があれば最後まで伝えられる?」
へ問いを変える。
そこから、自分に合ったセールスの形を育てていきます。
目指したいのは「断られない人」ではなく「断られても戻れる人」
商品を提案していれば、申込みにならないこともあります。
相手に合わないこともあります。
今ではないこともあります。
だから、目指したいのは、
すべての人からYESをもらうことではありません。
提案する。
↓
相手に選んでもらう。
↓
結果を見る。
↓
自分のブレーキを振り返る。
↓
必要な部分だけ改善する。
↓
次の一人へ戻る。
断られても、自分や商品のすべてを否定せず、また必要な人へ価値を届けられる。
そんな戻り方を育てることが大切です。
こんな女性起業家にHEROコード診断がおすすめです
- セールスするのが怖い。
- 売り込みと思われたくなくて商品を提案できない。
- 価格を伝える時に自信がなくなる。
- 断られると次の提案まで怖くなる。
- 相手にお金を使わせることへ罪悪感がある。
- 必要な人がいても、自分から商品をおすすめできない。
- 商品の説明ばかり長くなり、申込みの話へ進めない。
- 自分がどこでセールスを止めやすいのか知りたい。
- 押し売りではない、自分らしい伝え方を見つけたい。
「売り込みだと思われそう」と怖くなった時は。
無理に営業上手になろうとする前に、
私は何を怖がっている?
どの瞬間で言葉が弱くなる?
この商品は誰のどんな未来に役立つ?
相手が判断するために、私は何を伝える必要がある?
と、自分の動き方を見てみてください。
HEROコード診断では、自分のアクセルとブレーキ、心が動く欲求、セールスで止まりやすい場面などを見ながら、必要な人へ価値を届けるための自分に合った考動を考えていきます。
HEROコード診断で見ていくこと
・あなたのアクセル
・あなたのブレーキ
・心が動く欲求
・セールスで止まりやすい場面
・断られることへの反応
・価格を伝える時のブレーキ
・自然と力が出る役割
・自分に合う小さな考動
セールスするのが怖い女性起業家のQ&A
- セールスするのが怖いのは、営業に向いていないからですか?
-
セールスするのが怖いからといって、営業や起業に向いていないと決める必要はありません。大切なのは、「売ることが怖い」という大きな言葉の中で、実際には何を怖がっているのかを分けて見ることです。断られることが怖いのか、押し売りだと思われることが怖いのか、価格を伝えた瞬間に相手の反応が変わることが怖いのか、自分の商品に十分な価値があるか不安なのかによって、必要な一歩は変わります。たとえば、断られることが怖い人は、相手のNOを自分自身への否定として受け取っているかもしれません。相手に負担をかけたくない人は、商品を勧める行為そのものに罪悪感を持っているかもしれません。もっと正しく説明したい人は、説明不足を恐れて話が長くなり、かえって提案できなくなることもあります。HEROコード診断では、自分が何に心を動かされ、どんな場面でアクセルが入り、どこでブレーキがかかるのかを整理します。セールスへ置き換える時も、「私は売るのが苦手」とまとめるより、「価格を言う瞬間に止まる」「相手が迷った表情をすると引いてしまう」など、具体的な場面まで見ることが重要です。そこまで分かれば、いきなり成約を目指すのではなく、商品の価値を一人に説明する、相手の悩みを聞いて必要性が合うか確かめる、価格を落ち着いて伝える練習をするなど、自分に合う小さな考動へ変えられます。セールスの怖さを消してから動くのではなく、怖さが出る場所を知り、扱える大きさの一歩に変えることが入口です。
- 商品をおすすめすると売り込みのように感じて罪悪感があります。どう考えればいいですか?
-
商品をおすすめすると売り込みのように感じてしまう時は、「勧めること」と「無理に買わせること」を一度分けて考えることが大切です。相手の悩みや望む未来を聞き、自分の商品がその人に役立つ可能性があるなら、選択肢として伝えることはできます。その上で、申し込むかどうかを決めるのは相手です。売り込みへの罪悪感が強い人ほど、相手の自由を奪いたくない、嫌な思いをさせたくない、信頼関係を壊したくないという思いを持っていることがあります。その思い自体は、人を大切にする強みにつながります。問題になりやすいのは、その配慮が強くなりすぎて、相手が必要としている情報まで伝えなくなることです。たとえば「この人には合いそう」と思っているのに価格を言わない、サービスの説明を途中でやめる、相手が少し迷っただけで自分から「無理しなくて大丈夫です」と話を終えると、相手は十分な情報を受け取れないまま判断することになります。HEROコード診断では、自分がどんな欲求や役割で力を発揮し、どんな場面で相手を優先しすぎて止まりやすいかを見る材料になります。セールスでは、「売らなきゃ」ではなく、「この人が自分で選ぶために、必要な情報を私は渡せている?」と問いを変える方法があります。商品の対象、できること、できないこと、価格、期間、必要な行動を誠実に伝え、相手が選べる状態をつくる。そう考えると、セールスを押しつけではなく、相手が未来を選ぶための対話として捉えやすくなります。
- 価格を伝える瞬間に怖くなります。どうすればいいですか?
-
価格を伝える瞬間に怖くなる時は、「高いと思われたらどうしよう」という不安だけでなく、その価格と自分自身の価値を結びつけていないかを見てみてください。価格を伝えた後に相手が黙ったり、考える時間を取ったりすると、「高いと思われた」「私にはこの金額を受け取る価値がない」と一気に自信を失うことがあります。けれども、価格は相手にとって判断材料の一つです。予算、時期、優先順位、今抱えている課題など、申し込みを決める条件は複数あります。断られた理由が必ずしも自分や商品の価値そのものとは限りません。また、価格に自信を持とうとして、無理に堂々と見せる必要もありません。まずは、自分の商品で何を提供するのか、どんな人を対象にしているのか、どこまでサポートするのかを整理し、その内容に対して設定した価格を落ち着いて伝える練習ができます。HEROコード診断の視点では、人から評価される瞬間にブレーキが強くなるのか、価格の根拠を十分に説明できないと不安なのか、相手の負担を考えすぎるのか、もっと価値を追加してから価格を言いたくなるのかを見ます。止まる理由が違えば対策も違います。評価が怖いなら一人に説明する練習から始める。根拠が不安なら提供内容と価格の関係を言葉にする。相手を優先しすぎるなら、相手が判断する権利まで自分が背負わないようにする。理想を追いすぎるなら、今提供できる範囲で価格を決める。価格を伝えることを、自分の価値を審査される場ではなく、相手が選択するための情報提供として扱うことが大切です。
- セールスで断られると落ち込んで、次の提案が怖くなります。どうすればいいですか?
-
セールスで断られると立ち直れなくなる時は、NOという結果と、自分自身への評価を分けて振り返ることが大切です。商品を提案した相手が申し込まなかった時、頭の中で「必要とされていない」「私の商品には価値がない」「私にはセールスの才能がない」と意味づけてしまうと、一回の結果が次の行動まで止めてしまいます。まず確認したいのは、相手が申し込まなかった事実と、自分がそこへ加えた解釈です。相手には予算、時期、家族との相談、別の優先事項、今はまだ必要性を感じていないなど、さまざまな理由があります。理由を確認できる場合は丁寧に聞き、確認できない場合は推測だけで自分の価値を決めないことが重要です。また、セールスを一回ごとの合否判定にすると、毎回大きな緊張が生まれます。提案した、価格を伝えた、相手の質問に答えた、必要な人と必要でない人を分けられた、といった考動も記録してみてください。HEROコード診断では、評価への不安が強いのか、正しい説明ができなかったと感じるのか、相手をがっかりさせたと思うのか、自分の理想の成約率との差を見て止まるのかを整理する材料になります。その上で、「次は何を一つ変える?」と改善点を小さく決めます。説明を短くする、最初に悩みを深く聞く、価格を早めに伝えるなど、一つだけ試します。断られない人になることを目指すより、断られた時にも自分を全否定せず、事実を見て次の提案へ戻れること。その戻り方を持つことで、セールスを続けやすくなります。
- HEROコード診断を受けると、セールスへの怖さはなくなりますか?
-
HEROコード診断を受けたからといって、急にセールスが怖くなくなったり、必ず売れるようになったりするわけではありません。また、「あなたは営業向き」「あなたは営業が苦手」と能力を決めるための診断ではありません。HEROコード診断で見ていくのは、自分が何に心を動かされ、何がアクセルとなり、どんな場面でブレーキがかかりやすいのかという、自分自身の動き方です。セールスが怖いという悩みも、実際には人によって止まる場所が違います。断られて評価が下がるのが怖い人、商品の説明が十分に正しいか不安な人、相手へ負担をかけることに罪悪感がある人、もっと魅力的な商品にしてから提案したい人がいます。自分のブレーキが分かると、「売るのが苦手」という大きな問題から、「私は価格を言う直前に相手の反応を想像して止まりやすい」という具体的な問題へ変えられます。その上で、セールスを小さな考動へ分けます。まず一人の悩みを聞く、商品の対象を伝える、合う理由を説明する、価格を伝える、相手の質問に答えるなど、一つずつ経験します。そして、結果だけではなく、どこまでできたか、どこで止まったか、次に何を変えるかを記録します。診断結果を知って終わりにせず、実際の対話へ置き換えることが重要です。HEROコード診断は、セールスの台本を与えるものではなく、自分がどこで止まり、どんな条件なら価値を届ける行動へ戻りやすいのかを知るための地図として活用できます。
HEROコード診断の開発・監修
HEROコード診断は、YELL’s大学 学長 吉野加容子(学術博士 Ph.D.)が開発・監修しています。
YELL’sメソッドでは、人が止まる理由を見つけ、未来へ戻り、自分の経験を次の人へ手渡すまでを育てる人財教育を設計しています。
HEROコード診断では、自分のアクセルとブレーキ、心が動く欲求、力が出る役割や条件を整理し、自分自身の未来設計へつなげていきます。
まとめ|セールスは「売り込むこと」ではなく、必要な人が未来を選ぶために伝えること
セールスするのが怖い。
売り込みだと思われたくない。
価格を伝えるのが怖い。
断られたくない。
そんな時に、
「もっと営業が上手くならなきゃ」
と、自分を変えようとするだけではなく、
まず、
私はどこで止まる?
何を怖がっている?
誰のどんな未来へこの商品を届けたい?
相手が選ぶために何を伝える必要がある?
と、自分の動き方へ戻ってみてください。
セールスは、すべての人からYESをもらうためのものではありません。
必要な人へ価値を伝え、その人自身が未来を選べる状態をつくる。
そのための自分らしい対話を育てていきます。
「売るのが怖い」と思った時は。
一つだけ、
「この人が自分で未来を選ぶために、私はまだ何を伝えていない?」
と聞いてみてください。
売ろうとするより、必要なことを誠実に伝える。
そこが、自分らしいセールスへ戻る最初の一歩になります。































