個別相談で自信がない女性起業家さんへ。お客様の前で頭が真っ白になっていませんか?
女性起業家さんの相談を聞いていると、個別相談についてこんな声がよく出てきます。
「お客様の話を聞いているうちに、次に何を言えばいいかわからなくなります」
「相手の表情が少し曇ると、急に自信がなくなります」
「提案のタイミングになると、売り込みに思われそうで怖くなります」
「質問したいのに、言葉を選びすぎて会話が止まります」
「相談後に、あれも聞けばよかった、これも言えばよかったと落ち込みます」
個別相談で自信がないとき、多くの人はこう考えます。
もっと知識があれば話せる。
もっと実績があれば提案できる。
もっと経験があれば緊張しない。
もっと自信がつけば、自然に成約できる。
たしかに、知識や経験は大切です。
だけれども、個別相談の場で頭が真っ白になるなら、もう一つ見てほしいことがあります。
それは、ワーキングメモリーです。
ワーキングメモリーとは、今考えていることを一時的に置いておく、頭の作業スペースのようなものです。(ワーキングメモリーが溢れかえっています)
個別相談では、相手の表情、言葉、本音、返事、次の質問、時間配分、提案の流れなど、たくさんのことを同時に扱います。
つまり、個別相談で自信がなくなるのは、あなたが弱いからではありません。
脳の作業スペースがいっぱいになっているだけかもしれません。
こんなお悩みはありませんか?
- 個別相談になると急に自信がなくなる
- 相手の表情を見すぎて、自分の言葉が止まる
- 質問したいことがあるのに、会話中に忘れてしまう
- 提案の場面になると、売り込みに思われそうで怖くなる
- 相談後に「あの返しでよかったのかな」と何度も振り返る
- 相手の悩みを聞きながら、次にどうつなげるかで頭がいっぱいになる
- 個別相談を増やしたいのに、怖くて募集できない
この記事でわかること
- 個別相談で自信がない女性起業家さんが頭が真っ白になる理由
- ワーキングメモリーがいっぱいになる相談中の脳の状態
- 相談中に意識することを減らす方法
- 相談100本ノックの考え方で、相談力を育てる方法
- 今日からできる「個別相談の一つだけ練習ワーク」
この記事のポイント
✅ 個別相談で自信がないのは、能力不足ではなく、脳の作業スペースがいっぱいになっているだけかもしれません。
✅ ワーキングメモリーとは、今考えていることを一時的に置いておく頭の作業スペースです。
✅ 相談中に相手の表情、言葉、本質、返事、提案を全部同時に考えると、脳はパンパンになります。
✅ 相談力は、最初からあるものではなく、体得するものです。
✅ 一回の相談で意識することを一つに絞ると、脳は育ちやすくなります。
個別相談で自信がないとき、女性起業家さんは「私の言葉が足りないのかな」「もっと上手に話せないとダメだ」と思いやすくなります。
相手の表情が気になる。
次の質問が浮かばない。
提案のタイミングがわからない。
お金の話になると声が小さくなる。
相談後に一人反省会が止まらない。
そんな状態になると、個別相談そのものが怖くなってしまいます。
だけれども、頭が真っ白になるのは、あなたに才能がないからではありません。
一度に考えることが多すぎて、脳の作業スペースが埋まっている可能性があります。
この記事では、個別相談で自信がない女性起業家さんが、脳の負荷を減らし、相談力を育てていく方法を解説します。
先に結論です
個別相談で自信がないときは、いきなり「完璧な相談」を目指さないことです。
まず必要なのは、相談中に意識することを一つに絞ることです。
個別相談では、相手の表情と言葉、その本質、返事、次にどうつなげるか、どんな言葉をかけるか、時間配分など、たくさんの情報を同時に扱います。(相手の表情と言葉、その本質、返事、次にどうつなげるか、どんな言葉をかけるか、時間配分などなど)
これを全部一度に完璧にやろうとすると、ワーキングメモリーが溢れます。(個別相談中はワーキングメモリーが溢れかえっています)
だから、個別相談で自信を育てるには、相談の回数を重ねながら、毎回一つだけ意識して練習することです。
相談力は、最初から自然にできるものではありません。
体得するものです。
つまり、今日の一回は成約できたかどうかだけでなく、相談する脳を育てる一回にできます。
個別相談で自信がないと頭が真っ白になる理由
個別相談は、ただ話すだけの時間ではありません。
お客様の話を聞きながら、同時にたくさんのことを考えています。
この人は何に悩んでいるのか。
本当に困っていることは何か。
今どんな表情をしているのか。
どの言葉に反応したのか。
次に何を質問すればいいのか。
どこでサービスにつなげればいいのか。
時間内に終わるのか。
提案しても嫌がられないか。
これだけ多くのことを同時に扱えば、脳がいっぱいになるのは自然です。
講義の中でも、個別相談中のワーキングメモリーがパンパンになる状態が取り上げられていました。
相手の表情と言葉、その本質、返事、次にどうつなげるか、どんな言葉をかけるか、時間配分などを同時に考えることで、ワーキングメモリーが溢れかえるという状態です。(個別相談中はワーキングメモリーが溢れかえっています)
これは、個別相談が苦手な人だけに起きることではありません。
新しいことに取り組むとき、脳はまだ自動化されていないため、意識することが多くなります。
自動化とは、何度も練習して、意識しなくてもできるようになることです。(意識しなくてもできる。つまりその技能が無意識に使える状態)
個別相談がまだ自動化されていない段階では、一つひとつを意識しながら進める必要があります。
だから、疲れます。
だから、緊張します。
だから、頭が真っ白になることがあります。
だけれども、それは「向いていない」の証拠ではありません。
まだ脳が相談を上達している途中なのです。
大切な視点
個別相談で自信がないときは、
「私は話すのが下手」
「私はセールスが苦手」
「私はお客様の前に立つ資格がない」
と決める前に、
「今、私は何個のことを同時に考えている?」
と見てみてください。
止まっているのは、あなたの価値ではなく、脳の作業スペースかもしれません。
ワーキングメモリーを軽くすると、相談は進みやすくなる
ワーキングメモリーとは、今考えていることを一時的に置いておく頭の作業スペースです。
机の上に例えるとわかりやすいです。
机の上に、資料、ノート、パソコン、スマホ、飲み物、付箋、書類が全部広がっていたら、作業がしづらくなります。
どれを見ればいいのか、どれを動かせばいいのか、わからなくなります。
個別相談中の脳も同じです。
相手の表情。
相手の言葉。
本当の悩み。
次の質問。
自分の返事。
商品の説明。
価格の伝え方。
時間配分。
これらを全部、同時に頭の机に置いてしまう。
すると、どこから手をつけていいかわからなくなります。
だから、個別相談では、ワーキングメモリーを軽くする必要があります。
ワーキングメモリーを軽くするとは、今この瞬間に意識することを減らすことです。
たとえば、相談中に全部を完璧にしようとするのではなく、今日の相談では一つだけ意識します。
個別相談で意識することは一つだけ
- 今日は「相手の言葉を最後まで聞く」だけ
- 今日は「悩みを一つ深掘りする」だけ
- 今日は「理想の未来を確認する」だけ
- 今日は「相手が使った言葉をメモする」だけ
- 今日は「最後に次の一歩を確認する」だけ
これでいいのです。
一回の相談で、聞く力、質問力、提案力、成約力、時間管理、全部を完璧にしようとすると、脳がパンパンになります。
一つだけ意識すると、脳の作業スペースに余白ができます。
その余白が、相手の話を聞く力になります。
よくあるシチュエーション:提案の前で急に自信がなくなる女性起業家さん
たとえば、個別相談を始めたばかりの女性起業家さんがいたとします。
前半は、お客様の話を聞けています。
「起業したいけれど、発信が続かないんです」
「学んでいるのに、行動に移せないんです」
「自分に何ができるのかわからなくなります」
お客様の悩みも、なんとなく見えてきました。
ここまでは、まだ大丈夫です。
だけれども、提案に近づいた瞬間、頭の中が一気に騒がしくなります。
「ここで案内していいのかな」
「押し売りに思われないかな」
「金額を言ったら引かれないかな」
「断られたらどうしよう」
「私の商品で本当に変われるのかな」
急に自信がなくなります。
そして、言葉が弱くなります。
「よかったら、興味があれば……」
「無理にではないんですけど……」
「必要そうだったら……」
結果、提案がぼやけます。
相談後に、こう思います。
「またちゃんと案内できなかった」
このとき必要なのは、「もっと堂々としなきゃ」と自分に圧をかけることだけではありません。
必要なのは、提案の場面で意識することを一つに絞ることです。
たとえば、今日の相談では、提案のときにこれだけを意識します。
「相手の理想の未来と、今の悩みをつなげて話す」
これだけです。
うまく売ろうとしない。
完璧にクロージングしようとしない。
価格を怖がられないように話そうとしない。
まずは、相手の理想と悩みをつなげる。
これを一回練習する。
その一回が、相談する脳を育てます。
相談力は「体得スイッチ」で育てる
個別相談で自信がない女性起業家さんに必要なのは、知識を増やすことだけではありません。
必要なのは、体得です。
体得とは、頭でわかるだけではなく、実際にやりながら身につけることです。
講義では、「脳を動かすスイッチON 体得スイッチ編 相談100本ノック」というテーマが扱われていました。(脳を動かすスイッチON 体得スイッチ編 相談100本ノック)
この「相談100本ノック」という考え方は、個別相談で自信がない女性起業家さんにとても大切です。
なぜなら、相談は一回で上手くなるものではないからです。
発信も、商品づくりも、個別相談も、脳が新しいことを学んで上達していくものです。
脳は、新しいことを学んで上達する臓器です。(脳ってなあに?新しいことを学習する臓器です)
つまり、個別相談も脳の上達です。
一回目から完璧にできなくて当然です。
相手の言葉を聞く練習。
悩みを深掘りする練習。
理想の未来を確認する練習。
自分の商品につなげる練習。
価格を伝える練習。
相手の不安を受け止める練習。
こうした練習を積み重ねていくことで、相談の脳が育ちます。
そして、慣れれば負荷は減ります。(慣れれば負荷は減ります)
最初は、相談中にたくさんのことを意識して疲れます。
だけれども、回数を重ねると、自然にできる部分が増えていきます。
これが自動化です。
上達するとは、最終的に自動的にできる状態になることです。(上達するっていうのは、最終的に自動的にできるっていう状態です)
個別相談で自信がない人がやりがちな3つのNG
個別相談で自信がないときほど、よかれと思ってやっていることが、脳をさらに重くしている場合があります。
個別相談で自信がない人ほど、一回の相談で全部うまくやろうとします。
聞き上手でいたい。
質問も上手にしたい。
相手の本音も引き出したい。
商品説明もわかりやすくしたい。
価格も堂々と伝えたい。
成約も取りたい。
この意識は悪いものではありません。
だけれども、一度に全部意識すると、ワーキングメモリーがいっぱいになります。
今日の相談で意識することは、一つに絞りましょう。
相手の表情を見ることは大切です。
だけれども、反応を見すぎると、自分の脳の作業スペースが相手の表情で埋まります。
少し表情が変わっただけで、
「今の言い方まずかったかな」
「嫌がられたかな」
「提案しない方がいいかな」
と、頭の中がいっぱいになります。
相手を見ることと、相手の反応に振り回されることは違います。
相手の反応を見たら、「次に何を確認するか」に戻りましょう。
個別相談後に振り返ることは大切です。
だけれども、反省だけで終わると、脳は「私はできなかった」と学習しやすくなります。
「あの質問ができなかった」
「提案が弱かった」
「もっと聞けたはず」
これだけでは、自信が削られます。
相談後は、必ず「できたこと」も一つ記録しましょう。
相手の悩みを一つ聞けた。
理想の未来を確認できた。
最後まで話を聞けた。
次の一歩を提案できた。
この記録が、相談する脳を育てる材料になります。
今日からできる「個別相談の一つだけ練習ワーク」
個別相談で自信がないときは、相談を完璧にしようとしないでください。
まずは、相談中に意識することを一つだけ決めます。
このワークは、個別相談の前後にできます。
個別相談の一つだけ練習ワーク
- 今日の相談で不安なことを一つ書く
- 相談中に意識することを一つだけ決める
- 相談中は、その一つに戻る
- 相談後に「できたこと」を一つ記録する
- 次回の相談で意識することを一つ決める
たとえば、提案に自信がない場合。
1:今日の不安
提案のタイミングになると、売り込みに思われそうで怖くなる。
2:今日意識すること
相手の悩みと理想の未来をつなげて話す。
3:相談中に戻る言葉
「この人は何に困っていて、どんな未来に進みたいのか?」
4:相談後に記録すること
「今日は、相手の理想の未来を一つ確認できた」
5:次回の意識
理想の未来を確認したあと、今の悩みとつなげて一文で返す。
このくらい小さくて大丈夫です。
個別相談は、毎回成約できたかどうかだけで見ると苦しくなります。
もちろん、成約は大切です。
だけれども、相談力を育てる段階では、今日の一回でどの脳の回路を育てたかも見てください。
聞く回路。
質問する回路。
深掘りする回路。
提案する回路。
受け止める回路。
一つずつ育てればいいのです。
個別相談で自信がない女性起業家さんが今日やること
今日やることは、とてもシンプルです。
次の個別相談で、全部うまくやろうとしないでください。
まずは、今日の相談で意識することを一つだけ決めます。
おすすめは、この3つの中から選ぶことです。
- 相手の悩みを一つ最後まで聞く
- 相手の理想の未来を一つ確認する
- 最後に次の一歩を一つ提案する
たとえば、こうです。
今日の相談テーマ:
発信が続かない女性起業家さんの相談。
今日意識すること:
発信が続かない理由を一つ深掘りする。
相談中に戻る問い:
「それが続かないことで、何に一番困っていますか?」
相談後の記録:
「今日は、相手が本当に困っていることを一つ聞けた」
この一回で、相談する脳は育っています。
たとえ成約しなかったとしても、脳に経験は入っています。
経験量が増えるほど、脳の回路は作られていきます。(回路を作るには経験量しかない)
だから、個別相談で自信がないときほど、今日の一回を練習として扱いましょう。
今日の問い
個別相談前に「自信がない」と感じたら、
「今、私は相談中に何個のことを同時にやろうとしている?」
「今日の相談で一つだけ意識するなら何?」
「相談後に記録する“できたこと”は何にする?」
この3つをメモしてみてください。
個別相談は、最初から完璧にできるものではありません。
相談する脳を、一回ずつ育てていきましょう。

個別相談で自信がない女性起業家さんのFAQ
- 個別相談で自信がないとき、最初に何をすればいいですか?
-
最初にやることは、相談中に意識することを一つに絞ることです。個別相談では、相手の表情、言葉、本質、次の質問、提案、時間配分などを同時に考えるため、ワーキングメモリーがいっぱいになりやすくなります。全部を完璧にしようとせず、今日は「相手の悩みを一つ最後まで聞く」など、一つだけ決めて相談に入りましょう。
- 相談中に頭が真っ白になるのは、向いていないからですか?
-
頭が真っ白になるからといって、個別相談に向いていないとは限りません。新しいことに取り組むとき、脳はまだ自動化されていないため、意識することが多くなります。相談中に頭がいっぱいになるのは、脳の作業スペースが埋まっている状態かもしれません。回数を重ね、意識することを一つずつ練習することで、相談の負荷は少しずつ減っていきます。
- 提案の場面で急に自信がなくなるときは、どうしたらいいですか?
-
提案の場面で自信がなくなるときは、「売らなきゃ」と考える前に、相手の悩みと理想の未来をつなげることを意識してみてください。価格をどう伝えるか、断られないか、売り込みに思われないかを同時に考えると、脳はいっぱいになります。まずは「この人は何に困っていて、どんな未来に進みたいのか」を確認し、そのつながりを一文で返す練習をしましょう。
- 相談後に落ち込みやすいです。どう振り返ればいいですか?
-
相談後は、反省だけで終わらないことが大切です。「あれが聞けなかった」「提案が弱かった」だけを見ると、脳は「私はできない」と学習しやすくなります。振り返りでは、必ず「できたこと」を一つ記録してください。相手の悩みを一つ聞けた、理想の未来を確認できた、最後まで話を聞けたなど、小さなできたことを記録することで、相談する脳を育てる材料になります。
- 個別相談は何回くらい練習すれば自信がつきますか?
-
回数に正解はありませんが、相談力は頭で理解するだけでなく、体得していくものです。相談100本ノックのように、一回ごとにテーマを決めて練習することが大切です。今日は聞く練習、次は理想の未来を確認する練習、その次は提案につなげる練習というように、一つずつ積み重ねていきましょう。経験量が増えるほど、脳の負荷は少しずつ減っていきます。
まとめ:個別相談で自信がないなら、相談する脳を一回ずつ育てよう
個別相談で自信がない女性起業家さんは、相談中にたくさんのことを同時に考えています。
相手の表情。
相手の言葉。
本当の悩み。
次の質問。
提案の流れ。
時間配分。
価格の伝え方。
断られたらどうするか。
全部大事です。
だけれども、一度に全部を完璧にしようとすると、ワーキングメモリーはいっぱいになります。
頭の作業スペースがいっぱいになれば、言葉が出なくなるのは自然です。
だから、個別相談で自信がないときは、まず意識することを一つに絞りましょう。
今日は相手の悩みを一つ聞く。
今日は理想の未来を一つ確認する。
今日は次の一歩を一つ提案する。
このくらい小さくて大丈夫です。
相談力は、最初からあるものではありません。
体得するものです。
一回相談する。
一つ意識する。
一つ記録する。
次に一つ改善する。
このくり返しで、相談する脳は育っていきます。
最後に
今日、個別相談で自信がなくても大丈夫です。
そのかわり、相談を避けるのではなく、相談する脳を育てる一回に変えてください。
完璧に話す前に、一つ聞く。
うまく提案する前に、理想の未来を確認する。
成約だけを見る前に、できたことを一つ記録する。
個別相談で自信がない脳は、相談100本ノックのように、一回ずつ体得して育てられます。
あなたの相談力は、今日の一回から育ち始めます。































