「やらなきゃ」と分かっているのに、なぜか動けない。
投稿したいのに出せない。
やりたいことはあるのに進まない。
今日こそやろうと思っていたのに、気づけば夜。
そんなことが続くと、
「私って意志が弱いのかな」
「行動できない性格なんだ」
「もっとちゃんとしなきゃ」
と、自分自身の性格に原因を探したくなります。
だけれども、本当に性格が原因なのでしょうか?
YELL’s大学の講義では、「やりたいのに止まる」状態を脳のブレーキという視点から捉えています。
さらに重要なのが、止まっていることすべてを「ブレーキ」と考えないこと。
中には、そもそも自分が本当にやりたいと思っていないことまで混ざっているからです。
この記事では、「わかってるのにできない」自分を責める前に知っておきたい脳のブレーキの癖と、本当にやりたいことを見分ける方法を、YELL’s大学の実際の講義内容から紹介します。
こんなお悩みありませんか?
- やらなきゃと思っているのに、なぜか手が動かない
- SNSを投稿したいのに、出す直前で止まってしまう
- やりたいことがあるのに、いつも後回しになる
- 学んでいるのに、なかなか実践へ移せない
- できないたびに「私の性格がダメなんだ」と思ってしまう
- 「やるべきこと」が増えすぎて、何から手をつければいいかわからない
この記事でわかること
- なぜ「わかってるのにできない」が起きるのか
- 止まる原因を「性格」だけでは説明できない理由
- YELL’s大学で考える「脳のブレーキ」とは何か
- ブレーキには人それぞれ癖があるという考え方
- 「やりたいのにできない」と「本当はやりたくない」の違い
- 今日からできる3つの見分け方
この記事のハイライト
✅ 「わかってるのにできない」時、性格ではなく脳のブレーキの癖が関係している可能性があります。
✅ YELL’s大学の講義では、問題を「能力不足」ではなくブレーキのかかり方という視点から捉えています。
✅ 一方で、止まっていることすべてがブレーキの問題とは限りません。
✅ 「やらなければならない」と思っているだけで、本当はやりたいことではない場合もあります。
✅ だからこそ、自分を責める前に「本当にやりたい?」「どんなブレーキで止まっている?」を分けて考えることが重要です。
「わかってるのにできない」のに、やる気がないわけではない
今回の動画の冒頭で、みほはこんな問いを投げかけています。
「やらなきゃって思ってるのになぜか動けないっていうことはありませんか?投稿したいのに出せないとかやりたいことをあるのに進まない。今日こそやろうって思ってたのに気づけば夜。」
ここで大事なのは、こういう人は「やる気がない人」ではないということです。
やりたい。
やった方がいいことも分かっている。
今日こそやろうとも思っている。
それでも、実際の行動までたどり着けない。
だからこそ苦しくなります。
もし本当にやる気がなければ、「できない自分」にここまで悩まないかもしれません。
やりたい気持ちがあるのに、なぜか止まる。
ここに今回の記事のテーマがあります。
みほ自身も「やりたいのにできない」側だった
動画で解説しているみほ自身も、「やりたいのにできない」を経験していたと話しています。
「私もねずっとやりたい気持ちはあるのに動けないっていうそんな側だったんですよね。」
動画では、身近な例として部屋の片付けも挙げています。
「お部屋の片付けとかいややりたいと思ってるんですよ。やりたいと思ってるんだけどできない。」
頭では分かっている。
気持ちもある。
それなのに止まる。
みほ自身、YELL’s大学で脳の使い方を学ぶことで、「止まる理由」を性格だけではなく脳の癖という視点から考えられるようになったと話しています。
「できない=性格のせい」と決めつける前に知ってほしいこと
「わかってるのにできない」が続くと、私たちは原因を自分自身へ向けがちです。
「私は意志が弱い」
「行動力がない」
「続かない性格だから」
だけれども、YELL’s大学の講義では違う角度から考えます。
実際の講義で、吉野加容子さんはこう話しています。
「問題は能力の問題じゃないので、そのブレーキのかかり方には癖があるっていうことを知って欲しいんですね。」
ここで見るのは、
「私はできる人か、できない人か」
ではありません。
「私はどんな時に、どんなブレーキがかかるのか」
です。
この問いに変えるだけで、問題の見え方が変わります。
性格そのものを直そうとするのではなく、自分の止まり方を理解し、扱えるようになるという方向へ変わるからです。
「できない自分」を攻略するのではなく、「ブレーキのかかり方」を攻略する。
そして吉野加容子さんは、さらにこう続けています。
「自分のブレーキの癖を知ってブレーキの外し方を知るっていうのをやって欲しい。」
つまりゴールは、「私はこういう人だから」と自分を分類することではありません。
自分が止まるパターンを知り、そこからどう進むかまで分かること。
ここまでが自己理解です。

脳のブレーキには人それぞれ「癖」がある
同じ「できない」に見えても、全員が同じ理由で止まっているわけではありません。
今回の動画では、この後の講義でタイプ別にブレーキを見ていくことも紹介されています。
たとえば、こんな止まり方があります
- 安全を優先して止まる
- 人と比較して止まる
- 完璧にやろうとして止まる
たとえば同じ「SNS投稿ができない」でも、
「失敗したらどうしよう」が強い人。
「あの人みたいにうまくできない」と比較する人。
「もっと完璧な投稿にしてから出したい」と考える人。
では、必要なアプローチは変わります。
だから、
「私は行動できない人」
で終わらせると、情報が粗すぎるのです。
「私は何で止まるタイプなんだろう?」
ここまで具体化して初めて、自分に合った攻略法を考えられます。
その前に確認したい。「それ、本当にやりたいことですか?」
ここからが、この動画で特に重要なポイントです。
自分のブレーキを攻略する前に、確認しなければならないことがあります。
吉野加容子さんは、講義の中でこう問いかけています。
「そもそもそれは本当にやりたいことですかっていうとこだけ、え、触れておきます。」
ここを飛ばしてはいけません。
なぜなら、「できないこと=全部ブレーキ」ではないからです。
たとえば、
「起業家なら毎日Instagramを投稿した方がいい」
「みんなやっているから私もやらなきゃ」
「この仕事をしているなら、これくらいできるべき」
そう思って抱えていることの中に、自分が本当にやりたいと思っていないことが混ざっている可能性があります。
それを全部「私はブレーキが強いからできない」と考えたら、問題の種類を間違えてしまいます。
本当にやりたいかを見分ける3つの質問
講義では、本当にやりたいことかを確かめるために3つの問いが紹介されています。
自分に聞いてみたい3つの質問
- この行動にワクワクはありますか?
- やった後、心が軽くなりますか?
- やらないとモヤモヤしますか?
吉野加容子さんは、この3つについて、
「これが全部イエスなんだったらきっとそれはね、抑性の問題、ブレーキの問題なんですよ。ブレーキかかってるから本当にやりたいのにできなくて困ってるっていう状態」
と説明しています。
つまり、「やりたい」ことが先にあって、それでも止まっている。
ここで初めて、ブレーキという視点が重要になります。
「本当はやりたくない」はブレーキとは別の問題
では、3つの質問をしてみて、
「別にそこまでワクワクしない」
「やらなくても特にモヤモヤしない」
「本音では、そんなにやりたいと思っていない」
と気づいたらどうでしょうか。
それは「ブレーキを外せば解決する問題」とは違う可能性があります。
吉野加容子さんは講義で、こう説明しています。
「本当にやりたいと思ってないからそもそもやってないっていう問題。これはね、ブレーキじゃないんですよ。」
ここは、かなり重要な切り分けです。
① 本当にやりたいのに止まる
→ ブレーキの癖を見つける
② 本当はそこまでやりたくない
→ 「やるべき」という思い込みや選択そのものを見直す
この2つは、見た目は同じ「行動していない」でも、解決策がまったく違います。
だからこそ、「できない」という結果だけを見て自分を責めないこと。
まず問題の種類を見分けることが必要なのです。
「やるべき」で抱えているものは、一旦手放していい
「やりたくない」と気づいたとしても、次に出てきやすいのが、
「だけれども、やらなきゃいけないし……」
という気持ちです。
ここに対して、講義ではかなり明確な言葉が出てきます。
「やりたくないことに時間使ってる場合じゃないんですよ。だからもう諦めてください。もうそれ一旦捨てる。本当にやりたいことに手をつけられる自分になる方が先でしょ。」
ここでいう「捨てる」は、何でも無責任にやめるという意味ではありません。
自分が抱えているものを全部「やるべきこと」として扱うのではなく、本当に今、自分が時間を使いたいものを選び直すということです。
やりたいことに手をつけられないまま、やりたくないことまで増やしたら、さらに動けなくなります。
必要なのは、頑張る項目を増やすことではなく、やらないことを決めることかもしれません。

「わかってるのにできない」時に今日からやる3ステップ
今、止まっていることを1つ思い浮かべてください。
そして、
- ワクワクする?
- やった後に心が軽くなる?
- やらないとモヤモヤする?
と、自分に聞いてみましょう。
全部がYESなら、「やりたいのに止まっている」可能性があります。
次に、「やった方がいいと思っているだけ」のものが混ざっていないか確認します。
別にやらなくても困らない。
本音では、そこまでやりたくない。
それなら、ブレーキ攻略の前に手放す対象かもしれません。
動画でみほが提案しているように、「やらないことリスト」を作るのも1つの方法です。
本当にやりたいことだと分かったら、そこで初めてブレーキを見ます。
「なんで私はできないんだろう?」
ではなく、
「私は何で止まるタイプなんだろう?」
と問いを変えてみてください。
安全なのか。
比較なのか。
完璧主義なのか。
「できない」という結果ではなく、その直前で何が起きているかを観察します。
女性起業家こそ「やるべき」と「やりたい」を混ぜない
女性起業家さんは、特に「やるべきこと」が増えやすい環境にいます。
SNSを更新する。
動画を出す。
LINEを送る。
商品を作る。
学ぶ。
お客様対応をする。
周りを見れば、新しい「これもやった方がいい」が次々に入ってきます。
ここで全部を抱えて、できなかった時に、
「私には行動力がない」
と結論づけるのは、少し乱暴です。
問うべきなのは、
本当に私はこれをやりたい?
本当に必要?
やりたいのに止まっているなら、何が怖い?
それは安全?比較?完璧主義?
という、もっと細かい問いです。
自分の行動を「できた・できない」だけで採点するのではなく、なぜその選択をしたのかまで観察する。
それが、自分に合った進み方を見つける入口になります。
自分のブレーキを知ることは、人を応援する力にもなる
今回の講義では、自分自身のためだけではなく、他者との関わりについても触れられています。
吉野加容子さんは、ブレーキについて学ぶことが、家族や子ども、読者、ファン、お客様との関わりにも役立つと話しています。
自分が「なんでできないの?」と責められて苦しくなるように、相手にも相手なりの止まる理由があります。
だから、
「もっとやればいいのに」
ではなく、
「この人は何で止まっているんだろう?」
と見られるようになる。
これは、自分の挑戦だけでなく、人を育てたり応援したりする時にも使える視点です。
まとめ|「わかってるのにできない」を性格で終わらせない
「わかっているのにできない。」
そんな時、すぐに、
「私の性格が悪い」
「意志が弱い」
「もっと頑張らなきゃ」
と考える必要はありません。
まず確認したいのは、本当にやりたいのか。
そして、本当にやりたいなら、何のブレーキで止まっているのか。
今回のポイント
- 「わかってるのにできない」は性格や能力だけでは説明できない
- 本当にやりたいのに止まる時は、脳のブレーキの癖を見る
- 止まっていることすべてがブレーキとは限らない
- 本当はやりたくないなら、「やるべき」という選択そのものを見直す
- 「なんでできない?」ではなく「私は何で止まる?」へ問いを変える
「できない自分」を責める前に、問題を仕分けてみてください。
本当にやりたいのに止まっている?
それとも、本当はやりたくないことまで抱えている?
本当にやりたいなら、次に見るのは「私は何で止まるタイプなんだろう?」です。
自分の性格を変えようとする前に、自分の止まり方を知る。そこから、進み方は変えられます。
「わかってるのにできない」に悩む女性起業家さんのリアルQ&A
- わかってるのにできないのは、性格の問題ですか?
-
性格だけが原因とは限りません。
今回のYELL’s大学の講義では、本当にやりたい気持ちがあるのに止まっている場合、「脳のブレーキの癖」という視点から考えています。
「私は行動できない性格」とまとめるより、「どんな場面で、何を考えた時に止まる?」まで具体化してみることが大切です。
- やりたいのにできないのと、本当はやりたくないのはどう見分けますか?
-
今回の講義では3つの問いが紹介されています。
その行動にワクワクがあるか。
やった後に心が軽くなるか。
やらないとモヤモヤするか。すべてYESなら、本当にやりたいのにブレーキがかかっている可能性があります。
反対に、「別にやらなくてもいい」「本音ではそこまでやりたくない」なら、ブレーキを外す前に選択自体を見直す余地があります。
- できないことを全部「脳のブレーキ」のせいにしていいですか?
-
全部をブレーキとして扱う必要はありません。
講義でも、「本当にやりたいと思っていないからやっていない」という状態は、ブレーキとは別だと説明されています。
まず「本当にやりたいのか」を確認し、そのうえで本当にやりたいのに止まっているならブレーキを見る、という順番が大切です。
- SNS投稿をしたいのに出せません。どう考えればいいですか?
-
最初に、「私は本当にSNS投稿をしたいのか?」を確認してみてください。
発信した先に届けたい相手がいる、伝えたいことがある、投稿しないとモヤモヤする。それでも出せないなら、次に「何が怖くて止まるのか」を見ます。
失敗なのか、比較なのか、完璧主義なのか。
「投稿できない」で終わらず、その直前の思考まで観察すると、次の一手を考えやすくなります。
- 「やらないことリスト」には何を入れればいいですか?
-
「やった方がいいと言われたから」「周りがやっているから」だけで抱えているものを一度書き出してみてください。
その中から、今の自分のゴールに本当に必要なのか、本当に自分が時間を使いたいのかを見直します。
やらないことを決めるのは、行動を減らすためだけではありません。
本当にやりたいことへ使える時間とエネルギーを戻すためです。
- 自分が何のブレーキで止まっているのかわかりません。
-
まずは止まった瞬間の直前を記録してみてください。
「失敗したくない」と思ったのか。
誰かと比較したのか。
「もっと完璧にしないと」と考えたのか。「できなかった」という結果だけではなく、直前の考えや感情を見ることで、自分の止まり方が見えやすくなります。
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この記事の監修者
吉野加容子|YELL’s大学 学長・学術博士
脳科学をベースに、大人が自分の強みを知り、夢や目標に向かって考動できる脳の使い方、人の強みや才能の見つけ方、人が自ら考え行動できるようになるための人材育成について研究・実践しています。
YELL’s大学では、脳科学を「知識として学ぶ」だけではなく、日常・仕事・人材育成・夢への挑戦の中で実際に使える形へ置き換え、大人が自分自身の脳を育てながら未来の選択肢を広げていくための講義・トレーニングを行っています。
一人ひとりの強みや行動パターンを理解し、「できない自分を責める」のではなく、なぜ止まるのか、どんな環境なら力を発揮しやすいのかを見つけ、自分に合った方法で挑戦を続けられる状態をつくることを大切にしています。
また、個人の夢の実現だけではなく、女性起業家・コミュニティ主宰者・リーダーが「自分だけが頑張り続ける状態」から抜け出し、メンバー一人ひとりが自ら考え、判断し、挑戦できるチームを育てるための人材育成にも脳科学を活用しています。
この記事では、吉野加容子がYELL’s大学の講義で解説した「ブレーキのかかり方には癖がある」という考え方、本当にやりたいことと「やるべきこと」の見分け方、ブレーキを理解し扱えるようになるための考え方を、女性起業家さんの日常に置き換えて紹介しています。
専門領域
脳科学/大人の脳の発達/夢・目標達成/強み・才能開発/人材育成/リーダー育成/チームビルディング
監修:吉野加容子(学術博士)
























