新しい目標を見つけたい。
でも、今やっていることの先に何があるのか分からない。
夢を叶えたあと、次に何を目指せばいいのか迷ってしまう。
そんな感覚はありませんか?
この記事では、中村玄斗さんのインタビュー第3話をもとに、新しい目標の見つけ方について整理していきます。
今やっていることを極めた先に、次の楽しさとして何が生まれるのか。
教育という新しい挑戦。
文化を次世代につなぐ視点。
そして、起業したい人が大事にしたい“当たり前のことを当たり前にやる”という感覚まで、まっすぐ言葉にしていきます。
こんなお悩みありませんか?
- 今の仕事は楽しいけれど、この先の目標がまだぼんやりしている
- 自分だけが楽しいだけでは、物足りなさを感じ始めている
- 好きなことを仕事にした先で、次に何を目指せばいいか分からない
- 起業したいけれど、自分に特別な才能があるとは思えない
- やりたいことはあるのに、何を大事にしたらいいのか迷っている
この記事でわかること
- 新しい目標がどこから生まれるのか
- 今の仕事に「教育」を足すという考え方
- 文化や技術を次世代につなぐ目標の育て方
- 起業したい人が大事にしたい基本
- 特別な才能より大切な、当たり前を当たり前にやる力
この記事のハイライト
✅ 新しい目標は、今の仕事を否定して探すものではなく、「今の楽しさに何を足したいか」から見えてくることがあります。
✅ 自分が楽しいだけでは物足りなくなった時、次の世代に渡したいという感覚が新しい夢につながることがあります。
✅ 文化や技術を引き継ぐことは、大きな理想論だけでなく、今ある学校や場に入り込むことからでも始められます。
✅ 起業したい人に必要なのは特別な才能より、幼い頃から教わってきた当たり前を当たり前にやることかもしれません。
✅ 挨拶・お礼・謝る・仲間を作る。こうした基本をやり続けることが、なりたい自分に近づく土台になります。
新しい目標は、「今の自分を変えなきゃ」と焦って探すものではありません。
むしろ、今の仕事や活動の中にある楽しさを見つめた先に、次の夢が育つことがあります。
今の楽しさに、次は何を足したいのか。
この問いが、新しい目標の入口になります。
先に結論です
新しい目標は、「今の仕事をやめて別の何かを探すこと」だけではありません。
今やっていることの中にある楽しさを深めて、そこに教育・継承・仲間・次世代といった新しい楽しさを足していくことで、次の夢が見えてくることがあります。
つまり大切なのは、「次に何をやるか」よりも、今の楽しさをどう広げたいかです。
これからの夢や目標は、どこから生まれるのか
今やっていることが楽しい。
だけど、その先にもう少し何かを足したい。
新しい目標は、そんな感覚の中から生まれることがあります。
アクセサリーの世界の主流とは違うやり方を、今やっている。
資本主義的に見れば、もっと効率のいい売り方もあるし、もっと儲かるやり方もあるかもしれない。
けれど、そこを選ばずに、自分が楽しいから今の形を続けている。
その上で、さらに
「もうちょっと自分が楽しい感覚をくっつけていきたい」
と思った時に出てきたのが、教育という方向でした。
ここはかなり大事です。
目標というと、多くの人は「今の延長線上で売上を伸ばす」「規模を大きくする」と考えがちです。
だけれども、本当に次の目標になるのは、数字より先に、自分の楽しさが広がる方向であることもあります。
つまり、新しい目標は「足りないから探す」のではありません。
今の楽しさに、次は何を足したいか。
ここから見えてくることがあるのです。
今の仕事に「教育」を足したくなった理由
アクセサリー屋さんが教育をやる。
普通に考えると、少し意外に聞こえるかもしれません。
でも、実際にはすでに始まっていました。
石垣の高校で「琉球とアクセサリー」という授業を2日間やる。
小学校でも、貝の意味や歴史を少し話した上で、実際に貝を磨いてキーホルダーを作る。
そうすると、子どもたちはただ話を聞くだけではありません。
「お母さんの誕生日プレゼントにしたい」
「サッカーのカバンにつけたい」
と、自分の日常とつなげて受け取っていきます。
ここで見えてくるのは、本来のアクセサリーの意味です。
大切な人に贈りたい。
自分のお守りにしたい。
そういう感覚が、歴史や文化の話と自然につながる。
だから伝わりやすいし、子どもたちにも届きやすいのです。
つまり教育というのは、別の仕事を始めることではありません。
今の仕事の本質をもっと深く届けることだったのです。
これが、新しい目標が今ある仕事の中から育つ面白さです。
文化を次の世代につなぐという目標
2万7000年続いてきた文化があります。
世界でもかなり珍しい、その島に根づいた貝のアクセサリーの文化です。
けれど、誰かに引き継がなければ、それは途切れてしまいます。
ここで大きな転換が起きています。
最初は、自分が楽しいからやっていた。
けれど今は、
「こんな素敵な物語がなくなるのはもったいない」
という感覚が強くなっている。
これは、自分の仕事を自分のためだけにやる段階から、誰かに受け渡す段階に変わり始めたということです。
しかも、そのやり方が現実的です。
いきなり学校を作るのではなく、今ある学校に入っていく。
趣味で見ている政治も少し勉強して、もし必要なら学科や部活の形で現実に近づけていく。
巨大な理想を最初から一人で抱え込まない。
新しい目標は、夢を大きく語ることだけではありません。
「今の自分にできる一番早い渡し方は何か」を考えた時に、具体的な形になります。
全部教えて、さっさと引退したいという感覚
面白いのは、
「全部教えてさっさと引退したい」
と言っていることです。
普通なら、技術や文化を抱え込んで、自分の価値にし続けたくなりそうです。
でも逆です。
やりたい子が現れたら、全部教える。
そうしたら引退して、その時また自分が楽しいと思うことをやる。
ここには、
「自分の今の仕事を守りたい」
というより、
「今の楽しさをやり切ったら、また次の楽しさに行けばいい」
という感覚があります。
これはすごく軽やかに見えて、実はかなり強いです。
未来を固定しすぎない。
今楽しいことをしっかりやる。
だけれども、それが永遠に続かなきゃいけないとは思っていない。
その時楽しいことをまたやればいい。
そう思えるからこそ、今を思い切り育てられるのです。
だから、新しい目標を見つける人は、
「一生これをやらなきゃ」
と固めすぎない方がいいのかもしれません。
今の楽しさを深める。
その先でまた次が見える。
この順番です。
起業したい人に伝えたいこと
これから起業したい人、自分のお店を持ちたい人、楽しいことを仕事にしたい人へ。
ここで語られていたのは、意外なほどシンプルなことでした。
幼稚園の時に先生から教わったこと。
- 挨拶をする
- お礼を言う
- 間違ったら謝る
- 人の悪口を言わない
- 人のものを取らない
- 楽しむ時は楽しむ
- 悲しむ時は悲しむ
そういう当たり前のことです。
これを聞くと、拍子抜けする人もいるかもしれません。
でも本質はかなり鋭いです。
大人になると、特別なノウハウや才能や戦略ばかり探します。
けれど、コミュニケーションの基本が崩れていたら、なりたい自分に近づくのは難しい。
挨拶した方がいいと分かってるのにできない。
聞いた方がいいと分かってるのに恥ずかしくて聞けない。
謝った方がいいと分かってるのに謝れない。
ここが崩れると、やりたいことに向かう前に止まります。
起業したい人に必要なのは、すごい才能を探すことだけではありません。
分かっていることを、分かってやること。
これを当たり前に続けることなのです。
新しい目標を見つけたい人への考え方3つ
目標は、今を否定して探すものではありません。
今の仕事が楽しいなら、その中に何を足したらもっと楽しいかを考える。
そこから新しい目標が育つことがあります。
教育を足したい。
次世代につなげたい。
そんなふうに、今の楽しさを広げる発想はかなり自然です。
文化を残したい。
教育を作りたい。
そんな大きな夢があっても、最初から巨大な仕組みを作る必要はありません。
今ある学校に行く。
授業をやる。
子どもたちに話す。
そこから始めればいい。
夢を現実にする人は、理想を持ちながらも、最初の一歩はかなり現実的です。
挨拶、お礼、謝る、仲間を作る。
そういう基本を軽く見ないことです。
やりたいことが見つかったなら、その当たり前を当たり前にやる。
それができるほど、なりたい自分には近づきやすくなります。
難しい理論より、分かっていることを実際にやる方が、ずっと強いことがあります。
特別な才能より大事なこと
この話の核にあるのは、
「特別な才能があるからここまで来たわけじゃない」
という感覚です。
誰でもできる。
磨けばなる。
教えることもできる。
特殊能力があるわけじゃない。
ここはかなり重要です。
多くの人は、うまくいっている人を見ると、
「あの人だからできた」
と思いたくなります。
けれど、実際には最初から完成していたわけではなく、好きなことを続けて、仲間が増えて、助けてもらって、積み重ねた結果そうなっていることが多い。
サッカーが好きな友達が増えて、それをずっとやっていたらメッシになった。
これは極端な例に見えて、言っていることは本質です。
最初から持っていた才能というより、やるべきことを当たり前に続け、環境の中で育ってきた結果です。
自分には特別なものがないと思っている人ほど、そこを理由に止まらなくて大丈夫です。
必要なのは、特別な才能探しより、当たり前を当たり前にやる土台を整えることです。
まとめ|新しい目標は「次に何をやるか」より「今の楽しさをどう広げるか」で見えてくる
今日お伝えしたポイントは3つです。
- 新しい目標は、今の楽しさに教育や継承など別の楽しさを足すことで見えてくることがある
- 文化を未来につなぐ夢も、今ある学校や場に入ることから現実的に始められる
- 起業したい人に本当に必要なのは、特別な才能より、幼い頃に教わった当たり前を当たり前にやること
もし今、次の目標が見えなくて迷っているなら、無理に大きな夢をひねり出そうとしなくていいかもしれません。
まずは、今やっていることの中で何が楽しくて、次に何を足したくなっているのかを見てみてください。
そして、特別な何かがないから無理だと決めつけないことです。
大切なのは、自分にできる基本をちゃんとやること。
仲間を作ること。
聞くこと。
感謝すること。
そういう土台の上で、新しい目標は育っていきます。
新しい目標は、遠くに探しに行くものではなく、今の楽しさの中から育つことがあります。
今の自分は、何を楽しいと思っているのか。
その楽しさに、次は何を足したいのか。
まずはそこから見つめてみてください。

新しい目標を見つけたい人のリアルQ&A
- 今の仕事は好きですが、この先の目標がまだはっきりしません。
-
それは自然なことです。
目標は、今の仕事を否定して探すものではなく、今の楽しさに何を足したいかで見えてくることがあります。
もっと広めたい。
次世代につなぎたい。
誰かに教えたい。そんな感覚がヒントになります。
大きな目標を急いで決めるより、今の楽しさの延長を見る方が自然です。
「何をやるか」より「何を足したいか」で考えてみてください。
そこから次の夢が育つことがあります。
- 文化や思いを残したいけれど、自分一人でできる気がしません。
-
一人で全部やる前提にしなくて大丈夫です。
むしろ、一人でできないことだからこそ、今ある学校や場に入っていく方が現実的です。
大きな理想を持ちながら、小さく始めることは逃げではありません。
実際に授業をしたり、子どもたちに伝えたり、できる形から始めればいいです。
夢を現実にする人ほど、最初の一歩はかなり具体的です。
一気に全部作ろうとしない方が続きます。
- 起業したいけれど、自分には特別な才能がない気がします。
-
そこはかなり思い込みかもしれません。
特別な才能があるから進めたのではなく、当たり前のことを当たり前に続けた結果として形になっている場合も多いです。
挨拶する。
お礼を言う。
謝る。
聞く。
仲間を作る。こういう基本が土台になります。
才能より先に、できることをちゃんとやることの方が大事なことがあります。
特殊能力がないと無理、とは限りません。
むしろ基本を続ける人の方が強いです。
- やりたいことはあるのに、聞くのが恥ずかしかったり、人に頼るのが苦手です。
-
その気持ちはよく分かります。
だけれども、分からないままにしておくより、聞いた方がいいのは本当は分かっているはずです。
やりたいことに向かう人ほど、一人で全部できるわけではありません。
仲間を作る。
聞く。
頼る。これは弱さではなく、前進のための力です。
幼い頃に「一緒に遊ぼう」とやっていた感覚を、大人でも使えばいいのです。
恥ずかしさより前進を選べると景色が変わります。
- まず今日から何をしたら、なりたい自分に近づけますか?
-
難しいことを増やすより、当たり前に分かっていることをちゃんとやることです。
元気に挨拶する。
ありがとうを言う。
間違えたら謝る。
聞くべきことを聞く。そういう土台が整うほど、なりたい自分に近づきやすくなります。
特別な行動より、分かっているのにやれていないことを一つやる方が効果的です。
そこから始めるので十分です。
自分の目標の見つけ方と、進める設計図を整理したいなら
人は、自分がどんな時に楽しく進めるのか、何を大事にすると止まりにくいのかを、1人ではつかみにくいものです。
だからこそ、目標が見えないまま悩むより、まずは自分の設計図を見える化することが大切です。
YELL’s大学では、あなたのやる気の源泉、思考のクセ、未来に向かう強みを整理するHEROコード診断を用意しています。
- 私はどんな時に前に進みやすいのか
- 何を大事にすると目標が見えやすくなるのか
- どうすれば自分らしい夢の育て方ができるのか
そのヒントを、感覚ではなく言葉で整理したい方は、まず診断から始めてみてください。
新しい目標を見つけたい。
やりたいことを形にしたい。
そんな時は、特別な答えを探す前に、まずは自分が何を楽しいと思うのかを整理していきましょう。




























