やらなきゃと思っていたのに、気づいたらまた後回しにしていた。
やる気はあるはずなのに動けない。
タイミングを逃して結局できなかった。
そんなたびに、
「なんで私は続かないんだろう」
と自分を責めてしまいます。
その後回しは、意志の弱さとは限りません。
大事なのは、もっと気合いを入れることではなく、脳が自然に動き出す引き金を先に作ることです。
こんなお悩みありませんか?
- やる気はあるのに、SNS投稿や苦手な作業を後回しにしてしまう
- スケジュールを立てても、気持ちが乗らず動けない
- 「あとでやろう」と思って、そのままタイミングを逃してしまう
- 苦手なことほど着手できず、最後は自己嫌悪になる
- 根性がないから続かないのかもと思ってしまう
この記事でわかること
- やる気はあるのに後回しにしてしまう理由
- 行動はやる気ではなく「きっかけ」で決まりやすい理由
- 未来の記憶とは何か
- 後回しを減らす3つのきっかけ設計
- 自分に合う“動ける引き金”を作る方法
この記事のハイライト
✅ 行動は「やる気」そのものより、「きっかけ」で決まりやすいです。
✅ 人はやろうと思っていても、きっかけがないと自然には動きにくいです。
✅ 後回ししやすい人は、未来の記憶を引き出す設計が弱い可能性があります。
✅ 脳には「時間」「出来事」「行動」を引き金にして動きやすくなる仕組みがあります。
✅ 必要なのは根性ではなく、自分に合う“動けるきっかけ”を作ることです。
後回しを減らしたいなら、最初に疑うべきなのは「自分の意志」ではありません。
本当に見るべきなのは、脳が動き出す条件が設計されているかです。
先に結論です
後回しを減らすために必要なのは、気合いを増やすことではありません。
必要なのは、「いつ」「何が起きたら」「どの行動のあとに」動くのかを決めておくことです。
脳が自然に思い出し、自然に動き出せるきっかけを作ることで、行動は再現しやすくなります。
なぜやる気があるのに後回しにしてしまうのか
やる気はあるのに動けない。
この悩みは、やりたくない人の問題ではなく、むしろ変わりたい人ほど抱えやすい悩みです。
必要性も分かっている。
やった方がいいことも理解している。
それなのに着手できないから、自己信頼だけが少しずつ削られていきます。
特に女性起業家さんは、発信、返信、準備、家のこと、自分の学びなど、複数の役割を同時に抱えやすいです。
その中で一つでも止まると、全部が重く感じてしまい、
「また今日もできなかった」
と自分を責めやすくなります。
ここで見直したいのは、動けない理由を意志の弱さにしていないかということです。
多くの人は「もっとやる気を出さなきゃ」と考えますが、その発想自体がズレている可能性があります。
かなり率直に言えば、やる気任せのやり方は再現性が低いです。
だから必要なのは、気合いではなく、脳がどうすれば動き出しやすくなるのかを理解することです。
行動はやる気ではなく「きっかけ」で決まる
今回のテーマで一番重要なのはここです。
行動は、やる気そのもので決まるのではなく、きっかけで決まりやすいということです。
人は「やろう」と思っていても、引き金がなければなかなか動けません。
逆に言えば、動き出す条件が先に決まっていれば、頭の中で何度も悩まなくても行動に移りやすくなります。
つまり問題はやる気不足ではなく、開始条件が設計されていないことかもしれません。
たとえば、こんな違いです
ただ「YouTubeを撮ろう」と思うより、
「毎週月曜の朝8時になったら撮る」と決めた方が動きやすくなります。
ただ「掃除しよう」ではなく、
「家に帰ったら掃除機をかける」と決める。
こうした設計があるだけで、脳は考え込まずに動きやすくなります。
ここを感覚だけで済ませると危険です。
後回しを減らしたいなら、
「私はやる気がないのか?」
ではなく、
「私は動けるきっかけを持っているか?」
と問いを変えた方がいいです。
夢を叶える鍵は「未来の記憶」にある
後回ししやすさを考えるうえで欠かせないのが、「未来の記憶」という考え方です。
これは、未来の予定や計画を覚えて、実行につなげる力のことです。
少し不思議に聞こえるかもしれませんが、脳は未来も記憶します。
まだ起きていないことでも、
「この時間になったらこれをやる」
「この場面が来たらこれをする」
と先に結びつけておくことで、行動の始まりを作ることができます。
逆に、予定を立ててもぼんやりしていたり、行動の引き金が曖昧だったりすると、未来の記憶は発動しにくくなります。
その結果、
「やろうと思ってたのに忘れてた」
「気づいたら別のことをしていた」
が起きやすくなります。
つまり夢や目標に近づけない人は、能力が足りないのではなく、未来の記憶を使いこなす設計が弱いだけかもしれません。
ここを見落とすと、頑張っているのに前に進まない状態が続きます。
脳の記憶は4種類ある
脳の記憶には、大きく4つの種類があります。
ここを理解すると、「なぜ行動に差が出るのか」が見えやすくなります。
- 経験の記憶:子どもの頃の出来事や会話、空気感まで思い出せるような記憶。
- 体の記憶:自転車や水泳のように、一度覚えると久しぶりでも体が動く記憶。
- 知識の記憶:雑学、人の名前、言葉の意味、学んだ内容を整理して理解する力に関わる記憶。
- 未来の記憶:未来の予定や計画を覚え、実行へつなげる力。
ここで見逃せないのは、未来の記憶は学校でも日常でもあまり鍛えられていないことです。
多くの人が過去を覚える訓練はしてきたのに、未来を動かす訓練はほとんどしてきていません。
だから後回しに悩む人が多いのは、ある意味当然です。
後回しを減らす3つのきっかけ設計
未来の記憶を働かせるには、きっかけが必要です。
その引き金には大きく3つあります。
特定の時間をきっかけに行動する方法です。
たとえば、
- 毎朝8時になったら投稿文を書く
- 午後3時までに資料を準備する
といった設計です。
時間が引き金になるため、迷いにくくなります。
特定の出来事や状況をきっかけに行動する方法です。
たとえば、
- スーパーに行ったら牛乳を買う
- 帰宅したら掃除機をかける
などです。
日常の流れに行動を結びつけるので、後回しが減りやすくなります。
ある行動の直後に、次の行動をセットする方法です。
たとえば、
- トイレに行ったらその都度軽く掃除する
- 家を出る前に鍵を確認する
といった形です。
すでにやっている行動に乗せることで、始めるハードルが下がります。
この3つのどれが合うかは人によって違います。
だから大事なのは、理論を知って終わることではなく、自分に合う引き金を試すことです。
今日からできる脳のきっかけ設計
設計1|「やる気が出たら」ではなく「○○したらやる」に変える
まずやめたいのは、「やる気が出たらやる」という考え方です。
それだと毎回コンディション頼みになります。
たとえば、
- 朝コーヒーを飲んだら投稿を書く
- 帰宅したら5分だけ片付ける
- パソコンを開いたら最初に下書きを3行書く
このように、きっかけを先に決めてください。
設計2|苦手なことほど、日常動作にくっつける
苦手なことは、単独で置くほど重くなります。
だから「何かのついで」に組み込む方がいいです。
すでにできている日常動作に乗せるだけでも、脳はかなり動きやすくなります。
苦手なことを単独で頑張ろうとすると、毎回エネルギーが必要になります。
だけれども、すでにある習慣にくっつけると、始めるための負荷が下がります。
設計3|一番合うベースを試してみる
時間で動ける人もいれば、出来事で動ける人もいます。
行動の流れに乗せた方がやりやすい人もいます。
全部を同時にやる必要はありません。
まずは1つ、
「これならできそう」
というきっかけを決めて試すことが大切です。
自分に合う動き方を知ることが近道になる理由
同じ「後回ししやすい人」でも、刺さるきっかけは人によって違います。
だから、万人向けの気合い論では限界があります。
時間を区切る方が動ける人もいれば、出来事に紐づけた方が自然に動ける人もいます。
さらに言えば、そもそも何にやる気が出やすいのか、どんな思考の癖で止まりやすいのかによって、必要な設計は変わります。
ここを無視して「続けられない自分が悪い」と考えるのは、かなり雑です。
必要なのは、自分を責めることではなく、自分の取り扱い方を知ることです。
自分に合う動き方を知ることは甘えではありません。
頑張っているのに進めない人ほど、自分専用の設計を持つべきです。
そこが見えると、行動は気合いではなく再現できるものに変わります。
まとめ|後回しを減らすには、やる気より先に「きっかけ」を設計する
今日お伝えしたポイントは3つです。
- 行動はやる気だけで決まるのではなく、きっかけで動きやすくなること
- 後回ししやすさの背景には、未来の記憶の使い方が関係していること
- 時間・出来事・行動を使ったきっかけ設計で、自然に動きやすくなること
もし今、やる気はあるのに動けない、苦手なことをまた後回しにしてしまうと悩んでいるなら、見直すべきは気合いの量ではありません。
まず必要なのは、脳が動き出す引き金を持てているかどうかです。
そして、そのきっかけは人によって違います。
だからこそ、
「私はどの設計なら動けるのか?」
を考え始めることが、次の一歩になります。
やる気はあるのに動けない。
苦手なことをまた後回しにしてしまう。
そんな悩みがあるなら、根性の問題にする前に、まずは脳のきっかけ設計を見直していきましょう。

女性起業家のリアルなお悩みQ&A
- やる気はあるのに、気づくとまた後回しにしています。何から見直せばいいですか?
-
後回しにしてしまう時、多くの人は「もっとやる気を出さなきゃ」と考えます。
だけれども、ここで見直したいのはやる気の量ではなく、行動の引き金です。
今回の内容で言えば、人はやる気だけでは意外と動けません。
逆に、時間・出来事・行動のどれかに結びついたきっかけがあると、頭の中で悩まなくても動きやすくなります。
だから「ちゃんとやる」ではなく、「朝コーヒーを飲んだら3分だけ書く」「帰宅したら机の上を整える」まで具体化することが大切です。
後回しを責める前に、自分の行動が曖昧なまま放置されていないかを見た方がいいです。
止まる人なのではなく、動き出しの条件がまだ弱いだけかもしれません。気合いより、先に引き金を作ること。そこから見直した方が現実的です。
- スケジュールを立てても、その通りに動けません。どうしてですか?
-
スケジュールを立てても動けない時は、予定があることと、未来の記憶が発動することは別だと考えた方がいいです。
今回のテーマでは、脳は未来の予定や計画を覚えて実行につなげる「未来の記憶」を持っていると出てきました。
だけれども、この未来の記憶は、ただ予定表に書いただけでは弱いことがあります。
脳が動きやすくなるには、もっと具体的な引き金が必要です。
たとえば「午後にやる」では弱いけれど、「15時になったら資料を開く」「お風呂の後にスマホのメモを開く」まで具体化すると動きやすくなります。
つまり、予定を立てるだけで満足していると、脳には実行条件が足りません。
スケジュールが悪いのではなく、開始条件が粗いのかもしれません。予定表を責めるより、脳が思い出しやすいトリガーに変えた方が進みやすいです。
- 苦手なことほど先延ばしにしてしまいます。これは性格ですか?
-
性格だと決めつけるのは早いです。
苦手なことほど先延ばしにしやすいのは、多くの場合、その行動が単独で重すぎるからです。
苦手な作業は、ただでさえ心理的負荷が高いのに、「これをやる」と単独で置くと、脳は余計に後回しにしやすくなります。
だから大事なのは、苦手なことを意志でねじ伏せようとすることではなく、既にできている行動の流れにくっつけることです。
たとえば「トイレに行ったらその都度掃除する」「帰宅したらまず5分だけ作業する」など、日常の動きに乗せる方が始めやすくなります。
苦手なことに対して、いきなり完成まで求めるのも重くなる原因です。
だから小さく、具体的に、既存の行動に接続する。先延ばしは人格の欠陥ではなく、設計不足として見た方が建設的です。そこを変えれば、動き方も変わります。
- 自分に合うきっかけが何なのか分かりません。どう見つければいいですか?
-
自分に合うきっかけが分からない時は、最初から正解を当てようとしすぎない方がいいです。
今回の内容では、タイムベース、イベントベース、アクションベースの3つが出てきましたが、どれが刺さるかは人によって違います。
だからまずは、「時間で決めた方が動けるのか」「何かのついでの方が動けるのか」「ある行動の後なら自然に入りやすいのか」を一つずつ試した方がいいです。
ここで重要なのは、できなかった時に「私はやっぱりダメだ」とまとめないことです。
合わない方法を引いただけかもしれません。
たとえば時間で縛ると重い人もいれば、逆に時間がないと動けない人もいます。自分に合う引き金は、考えて決めるより、試して見つけるものです。
合うものは意外なほど自然に続きます。そこを観察していくことが、自己理解につながります。
- 今日から一番最初にやるなら、何を決めればいいですか?
-
今日から最初にやるなら、「やる気が出たらやる」をやめて、「○○したらこれをやる」を一つだけ決めることです。
ここで欲張って何個も決めると、また重くなります。
たとえば、
- 朝コーヒーを飲んだらメモを3行書く
- 帰宅したら机に5分座る
- 寝る前に今日の気づきを一つ残す
くらいで十分です。
大事なのは、大きな目標より、小さな引き金です。引き金があると、脳は未来の記憶を使いやすくなります。
逆に、抽象的な決意だけでは、毎回その場で考え直すことになるので止まりやすいです。
最初から人生を変える設計はいりません。まずは一つ、今の自分でもできそうな行動を、時間か出来事か行動に結びつける。それだけで、後回しの質は変わり始めます。
最初の一歩は、気合いではなく具体化です。
自分に合う“動けるきっかけ”をもっと深く知りたいなら
人によって、動きやすくなる引き金は違います。
だからこそ、誰かのやり方を真似するだけでは続かないことがあります。
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- 私はどんなきっかけで動きやすいのか
- どんな時に後回ししやすいのか
- どうすれば自分のペースで進みやすくなるのか
そのヒントを感覚ではなく言葉で整理したい方は、概要欄から無料で受け取ってみてください。
自分を責める前に、まずは自分の脳の動き方を知るところから始めましょう。
やる気はあるのに動けない。
苦手なことをまた後回しにしてしまう。
そんな悩みがあるなら、根性の問題にする前に、まずは脳のきっかけ設計を見直していきましょう。



























