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なぜ上手くならないのか?女性起業家が見落としがちな“感じていない脳”

なぜ上手くならないのか?女性起業家が見落としがちな“感じていない脳”
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頑張っているのに、何が違うのかわからない。

1回やってみた。もう1回もやってみた。
でも、どこがどう違ったのか、何が良かったのか、うまく言葉にできない。
そんなとき、多くの人は「言語化が苦手だから」「センスがないから」と思います。
けれど本当に見たいのはそこではありません。
もしかすると今起きているのは、そもそも“感じていない”ことかもしれません。

目次

こんなお悩みはありませんか?

  • 振り返ろうとしても、何を書けばいいかわからない
  • 感想は出るのに、上達につながる言葉にならない
  • 苦手なことになると、違いがまったく見えない
  • 頑張っているのに、何が原因で止まっているのか掴めない
  • 言語化できない自分に、もどかしさを感じている

 

ここでかなり大事なのは、 「言葉にできない」を、 すぐに能力不足の話にしないことです。

言葉にできないのは、 言葉が弱いからとは限りません。

その前に、 そもそも感覚を拾えていない 可能性があります。

この記事でわかること

  • なぜ上手くならない原因が「感じていないこと」にあるのか
  • 苦手なことほど感覚が拾いにくい理由
  • 女性起業家が感情で止まりやすい構造
  • 「感じていない脳」が仕事や発信にどう影響するか
  • 次の記事「感覚と感情の違い」につながる土台

 

この記事の位置づけ

前回は、オートスキルトレーニングが「やる→すぐ振り返る→もう一度やる」で上達を早める方法だと整理しました。
ただ、実践しようとすると「そもそも何を感じたのかわからない」という壁にぶつかります。
今回はその壁の正体を、感じていない脳という視点から整理します。

結論|上手くならない原因は、“できない”より前の「感じていない」にあることがある

先に結論を言うと

  • 言語化できないのは、言葉の問題だけではない
  • そもそも感覚が拾えていないと、差が見えない
  • 差が見えないと、何を修正すればいいかも見えない
  • だから上達が遅くなりやすい

 

ここがかなり本質です。

多くの人は、 上手くならない理由を 「私は苦手だから」 「センスがないから」 と考えます。

でも本当は、 その前の段階で 違いを感じ取れていない ことがある。

そして第2回講義でも、 まさにそこが強く扱われていました。 「私たちは感じていない」「苦手なことほど感じられない」「得意なことから感覚を取り戻す」という流れです。

「感じていない」とはどういうことか

ここでいう「感じていない」は、 鈍感だと責める話ではありません。

もっと具体的に言うと、 何がどう違ったのかを脳が拾えていない状態 です。

たとえば、 1回目と2回目をやった。 でも、どこがやりやすくなったのか、どこで詰まったのか、何が変わったのかが見えない。 すると、上達のヒントが手に入りません。

 

感じていない脳で起きやすいこと

  • 「なんか違う」以上に進めない
  • どこが良かったか悪かったかが曖昧
  • 振り返りが感想で終わる
  • 改善点が見つからない
  • 毎回同じところで止まる

 

つまり、 上手くならないのは 反復が足りないからだけではなく、 差を検出する材料が脳の中にないから かもしれないんです。

苦手なことほど、なぜ感じられないのか

ここはかなり重要です。

得意なことでは、 人は自然に差を感じています。

たとえば料理が得意な人なら、 火加減、水分量、手触り、香り、タイミングの違いがわかる。 だから修正できるし、再現できる。

でも苦手なことになると、 そこが一気に飛びます。

 

女性起業家さん
苦手なことになると、何が悪いのかもよくわからないんです。

答え
それは珍しいことではありません。苦手なことほど、違いを感じる前に「できない」「嫌だ」「無理」といった反応が先に出やすいからです。

 

第2回の参加者の反応でも、 「苦手なことは感覚がない」「得意なことでやると感じやすい」「料理や運動なら差が見える」という受け取りが繰り返し出ています。

つまり、 苦手分野で何も見えないのは、 あなたが怠けているからではなく、 まだその分野の感覚センサーが育っていない可能性が高いんです。

女性起業家が止まりやすいのは、感覚の前に感情が出やすいから

ここからが厄介です。

感じていない状態でも、 人は何も起きていないわけではありません。 実際には、 先に感情が出てきます。

たとえば、 難しい。 嫌だ。 苦手だ。 またできない。 向いてない。

こうした反応が先に立つと、 その手前にあったはずの 「どこが違ったのか」 「何がやりにくかったのか」 が見えにくくなります。

 

感情が先に出ると起きやすいこと

  • 事実を見る前に意味づけしてしまう
  • 違和感より自己否定が先に立つ
  • 振り返りが「できなかった」で終わる
  • 差を拾う前に止まる

 

ここで大事なのは、 感情が悪いと言いたいわけではないことです。

ただ、 上達という文脈では、 感情だけを見ていると 学習が進みにくくなる。

だから、 まず感覚を拾う必要がある。

「感じていない脳」が発信や仕事にどう影響するのか

これはかなり実務に直結します。

 

SNS発信で起きること

1本目と2本目で何が違ったかが見えない。
だから、何を変えれば読まれやすくなるのかがわからない。
結果として、「なんとなく毎回頑張る」になる。

メルマガで起きること

導入で止まったのか、件名で止まったのか、CTAで固くなったのかが見えない。
すると、改善が全部ぼんやりする。
「メルマガが苦手」で終わる。

講座設計や会話で起きること

相手がどこで反応したのか、どこで置いていかれたのかが見えない。
だから、毎回「たぶんこうかな」で進めることになる。
結果として再現性が育ちにくい。

 

つまり、 感じていない脳の問題は、 単に「感受性」の話ではありません。

上達速度そのものに関わる問題 なんです。

だから最初は、苦手なことより“得意なこと”から感覚を掘り出す方がいい

ここはかなり実践的なポイントです。

感じていない状態で、 いきなり一番苦手なことに向かうと、 だいたい感情に飲まれます。

難しい。 嫌だ。 できない。 もう無理。

だから第2回講義の中でも、 「まず得意なことから」「体を使うことから」「料理や運動など差が見えやすいものから」という置き換えが多く出ていました。

 

最初に向いているテーマの例

  • 料理
  • 運動やストレッチ
  • 掃除や片付け
  • 日常のルーティン
  • 体感しやすい作業

 

そこで「差がわかる」経験を作る。 それができてから、 発信やメルマガのような仕事に戻した方が、 感覚は育ちやすいです。

でも、ここでさらに整理が必要|感覚と感情は同じではない

ここまでで、 上手くならない理由のひとつが 「感じていないこと」 だと見えてきました。

でも次の問題が出ます。

それは、 感覚と感情を混ぜてしまうこと です。

第2回の参加者の反応でも、 「今まで感覚だと思っていたものは感情だった」「混ざっていた」「分けて考えたことがなかった」という声が非常に多く出ています。

つまり次に必要なのは、 「感じていない脳」を見たうえで、 感覚と感情をどう切り分けるか を理解することです。

“感じていない脳”に関するQ&A

Q1. 言語化できないのは、感覚がないからなんでしょうか?

A. すべてがそうとは言いませんが、かなり大きな要因です。多くの人は「言葉が弱いから言語化できない」と思います。でも実際には、そもそも違いを感じていないと、言葉の前に材料がありません。たとえば、何がやりにくかったのか、どこで少しうまくいったのかが拾えていなければ、言語化は感想で終わりやすいです。だから、言葉を増やす前に、感じることを増やす必要があります。

 

Q2. 苦手なことほど何も感じられないのは、なぜですか?

A. 苦手なことほど、違いを感じる前に「できない」「嫌だ」「無理」といった反応が先に出やすいからです。つまり、感覚の前に感情が立ちやすい。すると、事実として何が起きたかを見る前に意味づけで終わってしまいます。逆に、得意なことでは差を感じやすいので、改善もしやすい。だから最初は得意分野から感覚を掘り出した方が、上達の構造がわかりやすいです。

 

Q3. 感じていない脳だと、オートスキルトレーニングは意味がないですか?

A. 意味がないわけではありません。ただ、詰まりやすくはなります。オートスキルトレーニングは、差を感じて言葉にし、その修正を次に活かす練習です。だから、その差が見えていないと「何を書けばいいのかわからない」で止まりやすい。つまり、オートスキルトレーニングが効かないのではなく、前提として感覚を拾う力が必要なんです。そこを補うことが重要です。

 

Q4. じゃあ、まずは何から始めればいいですか?

A. 最初は得意なことや体感しやすいことから始めるのが現実的です。料理、ストレッチ、掃除、運転、スポーツなど、「違い」を感じやすいものの方が向いています。そこで“差がわかる”経験を積んでから、発信やメルマガのような仕事に戻す。いきなり一番苦手なことから入ると、感情に飲まれやすく、感覚が拾いにくいです。

 

Q5. 感じていないことに気づけただけでも前進ですか?

A. かなり前進です。なぜなら、今まで「私はダメなんだ」と思っていた問題が、「まだ感覚が育っていないだけかもしれない」に変わるからです。これは大きいです。自己否定の問題として持つのか、育てる課題として持つのかで、その後の進み方はかなり変わります。気づくだけで終わらせず、次は何を感じるのかまで見に行くことが大切です。

まとめ|上手くならないのは、“できない”の前に“感じていない”からかもしれない

上手くならない理由を、 すぐに努力不足やセンス不足にしないこと。

本当はその前に、 差を感じ取れていない だけかもしれません。

苦手なことほど、感情が先に立つ。 だから感覚が拾えない。 感覚が拾えないから、言語化も改善も進まない。

この構造が見えるだけで、 自分の止まり方の見え方はかなり変わります。

そして次に必要なのは、 その感覚を、 感情とどう切り分けるかを知ることです。

 

次の記事で理解が深まる内容

次は「感覚と感情は何が違う?」をテーマに、 なぜ多くの人がこの2つを混ぜてしまうのか、 そしてどう分けて捉えると上達しやすくなるのかを整理していきます。

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