「自分には才能がない」「どうせあの人は特別」そうやって、やる前から諦めていませんか? 勉強ができる人が“頭がいい”と思ってきた私たちは、いつの間にか“できない脳”という幻想を信じ込まされています。 でももし、脳の本当の役割が“新しいことを学習すること”だとしたら? もし、上達の仕組みを知れば、誰でも“できる側”に回れるとしたら? この記事では、夢を叶える脳科学の第一歩として 『脳の本当の役割』『上達の正体』『才能を超える方法』をわかりやすく解説します。
💡ハイライト(この記事でわかること)
- 脳の本当の役割は「学習」だった
- 上達とは“自動化”である
- 才能の差は「上達スピード」の差
- できないは、ただの途中段階
脳は何のための臓器なのか?
脳は「思考する臓器」?
「記憶する臓器」?
「感情を生み出す臓器」?
もちろんそれも正しい。
でも、それらを包括する本質はもっとシンプルです。
脳とは“新しいことを学習する臓器”です。
赤ちゃんは生まれた瞬間、歩けません。話せません。笑えません。
でも今の私たちは、当たり前のようにそれができる。
つまり――
今できることは、すべて「学習の結果」。
スピーチも、営業も、SNS発信も、料理も、コミュニケーションも、全部“後天的に獲得したスキル”。
ここが最大の希望です。
「できない」は、ただの未学習状態。
上達とは「自動化」だった
上達とは何でしょう?
それは――
意識しなくてもできる状態になること。
例を挙げましょう。
- 自転車
- タイピング
- 車の運転
- ピアノ
- スマホ入力
最初は意識しないとできなかった。
でも今は? 無意識でもできる。
これが「自動化」です。
自動化が起きると:
- 脳の負荷が減る
- パフォーマンスが安定する
- ミスが減る
- 同時に他のことができる
つまり、自動化こそが“才能に見える状態”。
才能とは、無意識レベルまで落とし込まれたスキルです。
才能の差は“上達スピード”の差
ではなぜ、同じことを始めても差が出るのか?
答えは単純です。
上達スピードが違うだけ。
上達には4段階あります。
- 無意識にできない
- 意識してもできない
- 意識すればできる
- 無意識でもできる(自動化)
ほとんどの人が、レベル3で止まります。
「頑張ればできる」状態。
でもここは、脳が一番騒がしい場所。意識することが多く、ストレスが強く、やめたくなる。
本当は正しいプロセスの途中なのに、“向いてない”と誤解してしまう。
ここを突破できる人だけが、レベル4へ進む。
つまり――
成功者は才能があるのではなく、レベル3を越えただけ。
よくある質問Q&A
Q1. 私は本当に覚えが悪いんですが…
それは「回数不足」か「方法違い」の可能性が高いです。脳は例外なく学習臓器です。
Q2. 大人になっても上達できますか?
できます。年齢よりも“意識の使い方”が重要です。
Q3. 何度やってもできない場合は?
間違った回路で反復している可能性があります。方法の見直しが必要です。
Q4. モチベーションが続きません
レベル3の騒がしさに疲れているだけ。それは“正しい途中段階”です。
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YELL’s大学 学長
吉野加容子(学術博士 Ph.D.)
脳科学・学習行動の研究者。
大人の学び直しと行動の脳科学を専門とする研究者。
「続かない・動けない・未来が怖い」
と感じる大人に対して、脳の仕組みから
“夢に向かえる脳”を育てる教育メソッドを開発。
YELL’s大学のすべての学びの科学的基盤をつくる専門家。

