「私はできないタイプだから」「昔から不器用で」「どうせまた続かない」そう思った瞬間、脳は“上達を止める方向”に動きます。 でも本当に、できない脳なんて存在するのでしょうか? これまで見てきた通り、脳は“学習する臓器”。 つまり本質的には、上達前提でできているのです。 この記事では、「できない」と感じる脳をどう扱えば、 上達ルートに戻せるのかを整理します。
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💡ハイライト(この記事でわかること)
- 「できない脳」は思い込みである理由
- 上達する人の共通思考
- 自己否定が上達を止める仕組み
- 夢を叶える脳の使い方
できない脳は存在しない
脳は“新しいことを学習する臓器”でした。
ということは、 「できない」という状態は、 ただの未学習状態です。
しかし人は、 レベル2やレベル3で苦しくなると、 こう結論づけます。
「向いてない」
「才能がない」
「やっぱり無理」
これは事実ではなく、 感情のラベルです。
感情が強いほど、 それは“真実”に見えてしまう。
でも脳の構造上、 正しく練習すれば必ず回路は作られます。
上達する人の共通点
上達する人は、 特別な才能があるわけではありません。
共通しているのは、 段階を理解していること。
- 今はレベル2だからできなくて当然
- 今はレベル3だから騒がしくて当然
- 続ければ自動化する
つまり、 苦しさを「失敗」と解釈しない。
苦しさを「途中」と解釈する。
この思考差が、 継続の差を生みます。
自己否定が回路を止める理由
自己否定が強くなると、 脳は“防御モード”に入ります。
防御モードになると、 挑戦を避けます。
挑戦を避けると、 回路は作られません。
だから、 自己否定は上達の最大ブレーキです。
ではどうすればいいか。
「できない」を「今はまだ」に置き換える。
「向いてない」を「回数不足」に置き換える。
ラベルを変えるだけで、 脳の向きは変わります。
よくある質問Q&A
Q1. 本当に誰でも上達できますか?
正しい方法と回数があれば、原理上は可能です。
Q2. どうしても怖いです
レベル2〜3は不安が出やすい段階です。構造を理解すると軽減します。
Q3. 才能差は存在しませんか?
初期スピード差はありますが、回路形成は共通です。
Q4. 夢が大きすぎます
分解すれば、すべてはスキル単位に落とせます。
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YELL’s大学 学長
吉野加容子(学術博士 Ph.D.)
脳科学・学習行動の研究者。
大人の学び直しと行動の脳科学を専門とする研究者。
「続かない・動けない・未来が怖い」
と感じる大人に対して、脳の仕組みから
“夢に向かえる脳”を育てる教育メソッドを開発。
YELL’s大学のすべての学びの科学的基盤をつくる専門家。

