【Q:やればできるんだけど、続かないんです。意志が弱いのでしょうか?】頑張ればできる、が一番危ない理由

【Q:やればできるんだけど、続かないんです。意志が弱いのでしょうか?】頑張ればできる、が一番危ない理由 夢を叶える7つの脳⼒トレーニング
「やればできるんだけど、続かない」「分かってるのに、なぜか止まる」「一度できたのに、次はできない」
これ、意志が弱いせいでも、才能がないせいでもありません。

実はそれ、“上達の正しい途中”で起きる現象です。
上達には段階があり、多くの人がそこで止まります。

この記事では、上達の4段階の中でも最も挫折が起きやすい 「レベル3=意識すればできる」がなぜ苦しいのか、 そしてそこを抜けるために必要な視点を整理します。

💡ハイライト(この記事でわかること)

 

  • 上達の4段階で“止まりやすい”のはレベル3
  • レベル3は「脳が騒がしい」=負荷が最大になる
  • 「向いてない」と結論づけるのが一番もったいない
  • 突破の鍵は“自動化まで続ける設計”

 

前回の記事はこちらから

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上達の4段階と“落とし穴”

 

上達には、ざっくり4段階があります。

  1. 無意識にできない(そもそも何を意識すればいいか分からない)
  2. 意識してもできない(分かってきたのに、体や行動が追いつかない)
  3. 意識すればできる(頑張ればできるが、疲れる/安定しない)
  4. 無意識でもできる(自動化。疲れず安定する)

多くの人が止まるのは、レベル1でも2でもなく、レベル3です。

なぜならレベル3は、“できるようになってきた”のに“しんどい”から。
そして人は、しんどいと「向いてない」と結論づけたくなるからです。

レベル3が苦しい本当の理由

 

レベル3の苦しさは、技術の問題というより、脳の負荷の問題です。

レベル3は「意識すればできる」状態。つまり、 意識し続けないとできない状態です。

例:車の運転を思い出してください。最初は 「話しかけないで!」となるくらい集中が必要でしたよね。 あれが、意識の負荷です。

起業・発信・仕事で言うと、こうなります。

  • SNSやらなきゃ
  • メルマガ書かなきゃ
  • 企画考えなきゃ
  • 個別相談で相手目線を意識しなきゃ
  • お金の話も、家族背景も、信頼も…

意識する項目が増えるほど、脳は「騒がしい」。
これはストレスとして体感されやすくなります。

ここで多くの人が誤解します。

「騒がしい=間違ってる」ではなく、
「騒がしい=上達の途中で正しい」のです。

やめたくなるのは“正しいサイン”

 

レベル3は、ゴール直前でやめたくなる場所です。
なぜなら、まだ自動化されていないから。

自動化されると、脳は「最短で効率の良い回路」を通れるようになり、ミスが減り、楽になります。
でも自動化前は、脳が回路を作っている途中。迷いながら進むので、安定しません。

だからこそ、ここで必要なのは気合ではなく、視点です。

「今の私は、レベル3の“通過中”である」
そうラベリングできるだけで、無駄な自己否定が減ります。

そして次に重要なのが、設計です。

  • 自動化まで続ける前提で、回数・頻度・期間を決める
  • 「できたりできなかったり」を想定に入れる
  • うまくいかない日は“やり方”を見直す材料にする

レベル3は「才能がない証拠」ではありません。
自動化の入口に立った証拠です。

よくある質問Q&A

 

Q1. レベル3にいるかどうか、どう見分ける?

「意識すればできる/でも疲れる/安定しない」が揃っていたら、ほぼレベル3です。

Q2. できたりできなかったりするのが不安です

自動化前は波が出ます。脳が回路を作っている途中だからです。波がある=失敗、ではありません。

Q3. 途中で“向いてない”と感じたら?

「向いてない」と結論づける前に、「今どの段階か?」を確認してください。レベル3なら、むしろ正しい場所にいます。

Q4. どうすればレベル4(自動化)まで行けますか?

次の記事で、レベル2〜3を短くする具体的トレーニング(4つ)に入ります。

まとめ

 

  • 上達の落とし穴はレベル3(意識すればできる)
  • レベル3は脳の負荷が最大で、騒がしくなる
  • やめたくなるのは“間違い”ではなく“通過点”
  • 突破には気合ではなく「自動化まで続ける設計」

次の記事では、レベル2〜3を攻略して自動化を早める
「4つのトレーニング」を具体的に解説します。

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YELL’s大学 学長
吉野加容子
(学術博士 Ph.D.)

脳科学・学習行動の研究者。
大人の学び直しと行動の脳科学を専門とする研究者。
「続かない・動けない・未来が怖い」
と感じる大人に対して、脳の仕組みから
“夢に向かえる脳”を育てる教育メソッドを開発。
YELL’s大学のすべての学びの科学的基盤をつくる専門家。

 

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