「頑張っているのに、なかなか自動化しない」 「練習しているのに、安定しない」 「いつまでもレベル3から抜けない」 それは努力不足ではありません。 ただ、脳の仕組みに合った練習をしていない可能性があります。 上達には段階があり、レベル2〜3をどう通過するかで 自動化までのスピードは大きく変わります。 この記事では、脳科学的に整理された 自動化を早める4つのトレーニング方法を解説します。
💡ハイライト(この記事でわかること)
- 自動化を加速させる4つの方法
- 反復練習の本当の意味
- 「変化」が自動化を強くする理由
- 最速で上達するための視点
前回の記事はこちらから

①大量反復トレーニング
まず基本は「繰り返すこと」。
脳は反復によって神経回路(シナプス)を強化します。 同じ行動を繰り返すたびに、回路は太く、速くなります。
目安は約1000回。
- 1日100回 → 10日で1000回
- 1日10回 → 100日で1000回
時間換算で考えると、
- 単純スキル → 1日10分を1〜3ヶ月
- 複雑スキル → 1日30分〜1時間を半年
- 高度スキル → 1日1時間を2〜3年
ただし注意点があります。
間違った方法で繰り返すと、間違った回路が強化される。
だからこそ、 「答え合わせ」が重要です。
②バリエーショントレーニング
同じことを繰り返すだけでなく、 条件を変えると自動化は強くなります。
例えば:
- 距離を変える
- 時間帯を変える
- 人数を変える
- 環境を変える
変化を加えると、脳はこう学習します。
「条件が違っても、本質は同じだ」
これにより、応用力が高まり、 より強い自動化が起きます。
③分解トレーニング
上達しない人の特徴は、 「全部まとめてやる」こと。
上達する人は、 できない部分だけを取り出して練習します。
例えば:
- ピアノで間違える小節だけ練習
- スピーチで詰まる部分だけ練習
- SNS投稿で弱い導入文だけ改善
レベル3で止まる原因は、 “弱点を放置する”こと。
分解は、上達を加速させるショートカットです。
④オートスキルトレーニング(最速法)
ここからが核心です。
上の3つは王道ですが、 もっと早く自動化する方法があります。
それがオートスキルトレーニング。
手順は5ステップです。
- 「これを上達させたい」と宣言する
- ステップに分解する
- 実行する
- 感覚を言語化する
- ポイントを1つ決めて終える
特徴は「感覚の言語化」。
やった後に、 どう感じたかを言葉にする。
「ここはうまくいった」
「ここは力が入った」
「ここが難しかった」
脳は言語化によって、 回路を整理し、強化します。
そして可能なら、 その場で2回目をやる。
1回で終わらない。 すぐ2回目。
これがレベル2〜3を 一気に圧縮します。
よくある質問Q&A
Q1. どれから始めるべき?
基本は反復。慣れてきたら分解とバリエーションを加え、 可能ならオートスキルを取り入れるのが理想です。
Q2. 毎日やらないとダメ?
毎日が理想ですが、重要なのは「回数」と「質」です。
Q3. 途中で飽きます
バリエーションを加えると飽きにくくなります。
Q4. 自動化したかどうかの目安は?
疲れず、安定し、他のことを考えながらできる状態になれば自動化です。
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YELL’s大学 学長
吉野加容子(学術博士 Ph.D.)
脳科学・学習行動の研究者。
大人の学び直しと行動の脳科学を専門とする研究者。
「続かない・動けない・未来が怖い」
と感じる大人に対して、脳の仕組みから
“夢に向かえる脳”を育てる教育メソッドを開発。
YELL’s大学のすべての学びの科学的基盤をつくる専門家。

