記憶力を強くするために記憶の種類を知ろう!【夢を育てる脳科学 No.7】

夢を叶える7つの脳⼒トレーニング

記憶は4種類ある!

 

今日は記憶って4種類もあるんだよー!というお話です!

 

この記憶の4種類を知れば、「え!ワタシにも得意な記憶があるじゃない٩( ᐛ )و」と希望が持てるはず ^ ^ 

では、さっそく見ていきましょう!!

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❶経験の記憶(エピソード記憶)

これは、過去の出来事を詳細に覚えておく力デス!

ペチャクチャお喋りして語り合っているのは、ほとんどがこの「経験の記憶」です。

記憶の中では比較的早く発達し始める記憶ですが、子どもに「今日学校どうだった?」
と聞いて「わかんない」と答えるのは経験の記憶がまだ発展途上だから^ ^;

このチカラが高まってくるとストーリーテリングが得意になります。

ライター、動画制作、講師などの職業に必要なチカラです!

 

❷カラダの記憶(手続き記憶)

これは身体が覚えている動作・技能の記憶デス!

スポーツなどでも鍛えられますし、文字を書いたり料理をするなど、手足を使って行動する時に活躍する記憶です。

どうやって泳げるようになった?どうやって自転車に乗れた?どうやって逆上がりできた?と聞かれてもうまく答えられないように、感覚的に実行したり覚えたりするので、言語化するのが難しい場合も多いです。

ちなみに、わたし運動が苦手なのでこのカラダの記憶は超絶苦手。だけど只今、絶賛強化中デス(笑)

このチカラが得意だとスポーツ選手、料理人、ダンサーなど身体で覚える技術職に向いています!

 

❸知識の記憶(意味記憶)

これは知識や言葉の意味を覚えておく力デス!

まさにこれが学校で鍛えられる記憶ですね。テストでいい点が取れる人は知識の記憶が得意だと思います。

何かを学んだり習ったりした時、誰が話していたとか、その時こんな状況だったなど、その時のエピソディックな要素を省いて、本質的な「意味」を取り出して、覚えたり活用したりできるのがこの記憶の特徴です!

本質的な意味を扱える分、覚えた言葉や知識を応用する力も高まりやすいです。

逆に言えば、何かを覚える時には、❶経験の記憶を使ってエピソードを頼りに学習した方がより簡単に覚えられます!

「ノートのあの辺に書いてあったな〜」という手がかり(=エピソード)があった方が覚えやすいですよね!

知識の記憶が得意なら、知識や法則を蓄える研究職や弁護士、学者、教師、データアナリストなどに向いていますね!

 

❹未来の記憶(展望記憶)

これは、未来の予定や計画を覚えて実行に導く力です!

「未来なのに、記憶があるの!?」一見矛盾しているようにも見えるので、驚かれる方も多いと思いますが、れっきとした脳の記憶です!

未来の記憶によって私たちは予定を覚えておいて行動に移すことができます。

例えば「13時に子どもを迎えに行く」という未来の記憶を立てたとします。

未来の記憶が得意な人は家を出るまでにやることを済ませ、準備を整えて出発することができます。

しかし、未来の記憶が苦手だったら、時間になったのにやることが終わってなくて約束に間に合わない!とか、そもそも13時に家を出ることを忘れてて、子どもに怒られた!というようなことが起こりやすいです( ;∀;)

計画を立てるマネージメントや経営やプロデューサーなど、未来を設計する仕事には欠かせないチカラです^ ^

 

 

どの記憶が得意でしたか?

 

いかがでしたか?4つの記憶♪(´ε` )

アレもそうなの?ワタシってこれかも?と、あれこれ考えが巡っているかもしれませんね^ ^

脳を学ぶって楽しいでしょ!?

じゃあ、自分はどれが得意なの?どれがまだ発展途上なの?

知りたい人は、明日の記事で記憶の強みをチェックしましょう!

知りたい?知りたくない?

 

決めるのはあなた自身デス!では、また明日!

 

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【夢を育てる脳科学 No.6】

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【夢を育てる脳科学 No.8】

 

YELL’s大学 学長
吉野加容⼦

「脳科学×教育×起業」で選択できる⼈⽣を歩み歩ませる⼈財教育プロデューサー

吉野加容子が開発する、新しい学問”Zero to Hero”の脳科学で、夢に挑戦し感動を届ける起業家の地アタマを磨いていこう︕

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